宮古島市議会 > 2021-09-16 >
09月16日-05号

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  1. 宮古島市議会 2021-09-16
    09月16日-05号


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    最終取得日: 2023-05-28
    令和 3年  9月 定例会(第7回)          令和3年第7回宮古島市議会定例会(9月)議事日程第5号                           令和3年9月16日(木)午前10時開議 日程第 1  一般質問 ◎会議に付した事件    議事日程に同じ            令和3年第7回宮古島市議会定例会(9月)会議録 令和3年9月16日(木)                                     (開議=午前10時00分) ◎出席議員(23名)                          (延会=午後4時53分)┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議   長(10番)  山 里 雅 彦 君  議   員(13番)  前 里 光 健 君 ┃┃ 副 議 長(12〃)  高 吉 幸 光 〃    〃  (14〃)  下 地 信 広 〃 ┃┃ 議   員(1 〃)  下 地   茜 〃    〃  (15〃)  砂 川 辰 夫 〃 ┃┃   〃  (2 〃)  仲 里 タカ子 〃    〃  (16〃)  我如古 三 雄 〃 ┃┃   〃  (3 〃)  島 尻   誠 〃    〃  (17〃)  下 地 勇 徳 〃 ┃┃   〃  (4 〃)  友 利 光 徳 〃    〃  (18〃)  粟 国 恒 広 〃 ┃┃   〃  (5 〃)  狩 俣 勝 紀 〃    〃  (19〃)  上 地 廣 敏 〃 ┃┃   〃  (6 〃)  新 里   匠 〃    〃  (20〃)  平 良 敏 夫 〃 ┃┃   〃  (7 〃)  平   百合香 〃    〃  (21〃)  佐久本 洋 介 〃 ┃┃   〃  (8 〃)  平 良 和 彦 〃                        ┃┃   〃  (9 〃)  上 里   樹 〃    〃  (23〃)  濱 元 雅 浩 〃 ┃┃   〃  (11〃)  狩 俣 政 作 〃    〃  (24〃)  眞榮城 徳 彦 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(1名)  議   員(22番)  棚 原 芳 樹 君 ◎説 明 員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市       長 │ 座喜味 一 幸 君 │ 会 計 管 理 者 │ 與那覇 勝 重 君┃┃ 副   市   長 │ 伊 川 秀 樹 〃 │ 消   防   長 │ 羽 地   淳 〃┃┃ 企 画 政 策 部 長 │ 垣 花 和 彦 〃 │ 企 画 調 整 課 長 │ 石 川 博 幸 〃┃┃ 総  務 部  長 │ 宮 国 泰 誠 〃 │ 総  務 課  長 │ 砂 川   勤 〃┃┃ 福  祉 部  長 │ 下 地 律 子 〃 │ 財  政 課  長 │ 国 仲 英 樹 〃┃┃ 生 活 環 境 部 長 │ 友 利   克 〃 │ 教   育   長 │ 大 城 裕 子 〃┃┃ 観 光 商 工 部 長 │ 上 地 成 人 〃 │ 教  育 部  長 │ 上 地 昭 人 〃┃┃ 産 業 振 興 局 長 │ 宮 國 範 夫 〃 │ 生 涯 学 習 部 長 │ 楚 南 幸 哉 〃┃┃ 建  設 部  長 │ 大 嶺 弘 明 〃 │ 農 業 委 員 会会長 │ 芳 山 辰 巳 〃┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 平 良 恵 栄 〃 │ 農業委員会事務局長 │ 渡真利   忍 〃┃┃ 上 下 水 道 部 長 │ 兼 島 方 昭 〃 │           │          ┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者  事  務 局  長  友 利 毅 彦 君   次  長 補  佐  砂 川 晃 徳 君  次       長  与那覇 弘 樹 〃   議  事 係  長  川 満 里 美 〃 ○議長(山里雅彦君)   これより本日の会議を開きます。                                     (開議=午前10時00分)  本日の出席議員は23名で、定足数に達しております。  本日の日程は、お手元にお配りした議事日程第5号のとおりであります。  この際、日程第1、一般質問について、昨日に引き続き質問を行います。  本日は仲里タカ子君からでありますが、昨日の砂川辰夫君に対する答弁の訂正がありますので、これを許します。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   昨日の砂川辰夫議員の答弁の中で、市における肉用牛の現状についての答弁の中でですね、繁殖雌牛頭数についての令和2年度の頭数を5,359頭と申し上げるべきところを、5,059頭ということで答弁したので、訂正をお願いしたいと思います。  また、3番目の今後の肉用牛振興策についてのですね、肉用牛生産近代化計画、これの計画期間について、平成27年度からと答弁すべきところを平成7年度ということで答弁したので、訂正をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(山里雅彦君)   これより順次質問の発言を許します。 ◆仲里タカ子君   2番、市民ネット、仲里タカ子です。9月を迎え、台風一過、「秋来ぬと目にはさやかに見えねども」、まだ暑い日が続きますが、空が高く、涼しい風ふっと感じる季節となっております。皆様の負託を受けて島の環境や福祉のことを学びつつ、議会活動をさせていただいた4年間の締めくくりに、市民一人一人の力を借りて共に生きるということを胸に、質問に立たせていただきます。  それでは、一問一答でお願いいたします。それでは、まず地下水の水質についてお伺いいたします。6月にも質問いたしましたけれども、更竹C井戸、白川田地下水流域上流側、更竹温泉施設から西側に当たる井戸です。ここの水質調査で塩化物イオンが基準値の5倍を上回るなど、高い数値がこの間ずっと続いております。最近の環境衛生課の調査によると、8月も基準値の3倍強、653ミリグラムパーリットル、6月、上下水道部長は調査を継続、注視していくという答弁でした。直近の塩化物イオン濃度と健康に与える影響についてお伺いいたします。 ◎上下水道部長(兼島方昭君)   このC井戸については、6月も報告しましたけど、6月のC井戸の塩素イオンの濃度は約400ミリグラムパーリットルとなっておりました。その後においては、僅かながら徐々に上昇を続け、700ミリグラムパーリットルに迫ろうとしておりましたが、8月22日の200ミリを超える降水量の後は徐々に減少し、9月14日現在で、おとといですね、約492ミリグラムパーリットルとなっております。  また、健康に与える影響についてということですが、C井戸も確かに白川田水源流域内となっておりますが、当該C井戸から取水を行っているわけではなくて、塩素イオンなどの水質基準は十分にクリアされている水道水源からの取水を行っておりますので、健康に及ぼす影響を考える必要はないと考えております。 ◆仲里タカ子君   平成17年頃から、このC井戸の塩化物イオンの濃度は高い基準値がずっと上下しながら続いていっているという状況、このことを6月に部長もお話をされていました。このC井戸の塩化物イオン濃度がこんなふうに高く推移する、やっぱり塩化物イオン、塩化物ですから、もし塩化物が高くなると血圧等に関係があるのではないかという心配もあります。この原因と今後の対策についてお伺いいたします。 ◎上下水道部長(兼島方昭君)   原因についてということなんですが、塩素イオン濃度の上昇については、周辺施設の状況を調査しながら特定につなげていきたいと考えております。原因については、まだ特定は厳しいということになります。そのため、これまで同様に継続した調査を行ってまいります。 ◆仲里タカ子君   C井戸の近辺に温泉があってですね、この温泉の放流水についてはかねてより問題が指摘されたりしてきたところもあると思いますけれども、現在お聞きしたところ、経営者が替わったという情報もあります。この温泉のですね、稼働等に関して何かありましたら、事業者と調整があるのか、そのことももし分かったらお願いします。 ◎上下水道部長(兼島方昭君)   このC井戸の近くには、確かに天然温泉の施設がございます。ただ、この施設においては3月頃から天然温泉をやめて人工温泉に替えるという改修工事を行っております。その中において、ちょっとその付近の塩素イオンの濃度が上がったり下がったりということが見られておりますが、それとこれとはまたちょっと因果関係はよく分かっておりませんが、そういう施設があるということですね、この施設については今市とちょっと話が出つつ、協議はしつつあります。 ◆仲里タカ子君   この温泉との因果関係はよく分からない、原因は特定できないということですけれども、この温泉施設が稼働していくときの排水について、ぜひとも事業者ときちんとした話合いと処理についてルールというか、協定というか、そういうものを定めていただいて、今度とも塩素イオン濃度の上限についてはやっぱり注視していただきたいかなと、これは要望いたします。  続いて、高齢者福祉についてお伺いいたします。先日も下地信広議員、下地茜議員からも質問がありましたけれども、ちょっと角度を変えてですね、この配付に係る行政連絡員が持って歩くのが大変だという意見があったということですが、振込支給、口座振込による支給というのをいつ頃から検討を始めて、どのように制度設計が行われてきたか教えてください。 ◎福祉部長(下地律子君)   敬老祝金の支給方法、口座振込をいつ頃から検討されてきたかというご質問かと思いますが、以前から行政連絡員の方のほうからのご意見として、そういった見直しをしてほしいという意見はありました。昨年新型コロナウイルス感染症の拡大が出始めてですね、宮古島市においても感染者が確認をされてきたところです。その後、敬老会とかも中止になってきて、その辺りから具体的に検討、やはり感染拡大防止の観点からも、あと行政連絡員の負担軽減の面からも、口座振込に変更していくということを検討して予算要求をしてきたところです。 ◆仲里タカ子君   この口座振込について、既に80%を超える申込みがあるというふうに昨日も答弁があったと思いますけれども、祝金を受け取れない敬老者の数、そしてどうして受け取ることができなくなっているかということが分かったら教えてください。 ◎福祉部長(下地律子君)   令和2年度の実績でお答えしたいと思います。  令和2年度の祝金対象者が1万616人でございました。支給した人数が1万477人ということで、受け取らない、受け取れなかった方が139人となっております。あと、その理由ということでございますが、多くの理由ですが、ほとんどこの住所地のほうに不在で所在が分からないという方が多くの理由になっていると考えております。そのほかには、支給の基準日である9月1日以降にお亡くなりになられて、受け取る親族等がいなかったことなどが挙げられております。 ◆仲里タカ子君   実はこの敬老祝金のことについて、私のところにもですね、広報紙で振込になるという情報を見た市民から、つまらない政策だ、施策だという苦情の電話がありました。私も本当につまらないと思うんですよ。普通お祝いって、のし袋に入れて、おめでとうございますと持っていく、下地信広議員も言っていましたけれども、元気ですかという声を添えてもらうほうがうれしい、それが祝金だからだと思うんですね。たった3,000円であっても、やっぱり喜んでもらえるほうがよいのではないか。  私個人のことで言いますとですね、私も3,000円がもらえるということよりも、例えば孫からですね、「大好き」と書いたクレヨン書きのはがきをもらうほうがとってもうれしい。もう一年中これを眺めて暮らしても楽しい。多分多くの皆さんがですね、お祝いはお祝いでもらうほうが2倍うれしいんじゃないかと考えています。  せっかくですから、この1万616人のお年寄りの皆さん、139人の方が様々な、もう亡くなられていたり、住所地におられなかったりするということですけれども、お祝いカードを贈る、敬老おめでとうというカードを贈ってお祝いをする、こんなこともぜひ考えていただきたい。口座に3,000円振込手続をして、振り込まれて助かるということはあると思いますが、お祝いだということをですね、ぜひ再考していただきたい、もっと血の通うというような政策を望みます。これは要望しておきます。  宮古島市は、令和3年に事業費4億3,780万円を投入して宮古島市総合型防災情報システムというのを整備しております。おかげで防災無線はとても聞こえやすくなっています。しかし、この敬老金にかこつけて言うのもなんですけれども、災害時に本当に役に立つのは、やっぱり顔の見える関係ですし、市民の近くに市があるということ、苦労して届けている行政員の皆さんがいらっしゃいますけれども、この自治会の方と住民をつなぐ役割を果たすツールの一つになっているのではないかと思いますし、私の近くの人からはそのようにお伺いしました。自治会の役員の皆さんは、様々な理由で近所を伺って、例えば赤い羽根募金を下さい、自治会の会費を下さい、様々な理由で訪問しますけれども、祝金を届けることはお祝いに行く、お祝いに行くツール、これをなくしてしまうということは大変残念なことと思います。この自治会役員の皆さんから、行政連絡員の皆さんから、近所の自分の自治会にいる高齢者がどのような状況で暮らしているかということを大切な情報にしていただきたい、これを施策に生かせる、個人情報のこともありますけれども、市が持っている様々な福祉の施策にも生かしてもらいたいなと心から願っております。これを、一旦システムをつくったものを変えていくのは難しいかもしれませんけれども、この3,000円の祝金、もう一回再考していただいて、本当に市民に寄り添う市の行政というものについて考えていただきたい、そう願っています。  続いて、新庁舎のバリアフリーについてお伺いいたします。通告にある東側駐車場については、先日島尻誠議員の質問に屋根をつけるという総務部長の答弁がありましたから、この東側には屋根はないんですが、西側、裏側の駐車場は屋根がついているんですね。一緒に見に行った車椅子の方から、実はここが便利、ここには屋根がついているという話がありましたが、ただ初めて行くときは案内板がないから、ここに車椅子の駐車場があるって誰も知らないんだよねというお話があったんですね。そして、介助ボタンがちゃんとついているんですが、これが玄関口のほうにあるために遠い。遠過ぎて、きっとこのままだと誰も使わないというお話がありました。これを変更していただけるのか。西側の駐車場も使いやすいように、ここにも車椅子用の駐車場がありますよという、市民に分かりやすい案内看板表示ができないかお伺いいたします。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   ただいまのご質問、確かに西側のほうにはですね、屋根をつけるというふうな、今方向で動いておりますし、庁舎一体的にですね、障害者、そういう利用する方の利便性の向上を図るという部分については、そのような考えでですね、動いていきますので、ご理解をいただきたいと思います。 ◆仲里タカ子君   障害の方が使いやすいような利便性を図って改良していくという答弁です。ぜひよろしくお願いします。  介助ボタンについてもですね、それから案内表示についても、改良するときにですね、そのほうがいいかなと皆さんが適当に考えるのではなくて、ぜひとも車椅子の皆さん、当事者の皆さんに、つける前に声を聞いていただきたい。この辺、どうですかという相談をしながらですね、使いやすい、見やすい、目の悪い人には何色が見やすいかとか、いろいろあります。そのこともぜひ考慮していただいて、改良の際には当事者の声を聞くというところを配慮していただけるようにお願いをいたします。  そして、2番に通告がありますヘルプマークですけれども、このヘルプマークについてはですね、先日案内板に車椅子マークを貼り付けているのに出会いました。できているので、ぜひともこれに関しては内疾患等の障害の方もあるということを市民の皆さんに啓発をしつつ、利用できるように、遠慮なく利用してもらえるように啓発をしていただきますようにということを要望します。  続いて、市民行政についてお伺いいたします。新庁舎、広くてきれいになったんですけれども、広くて迷うという声が多く聞かれております。高齢者、障害がある方のために、市で何かサポートできる支援方法がないかお伺いします。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   高齢者や障害がある方のために市でできる支援方法はないかというご質問でございます。現在高齢者や障害のある方が来庁されたときにはですね、総合案内の職員が声かけをしまして、その方が行きたい部署に連絡をし、職員がですね、支援をしていただいている状況であります。  今後もですね、来庁した市民が困らないように、職員の対応を充実させるとともにですね、市民が利用しやすい庁舎、市民に優しい行政サービスを心がけながら、新たな支援方法についてもですね、検討していきたいというふうに考えております。 ◆仲里タカ子君   総合窓口の案内の方は、大変市民の皆さんに喜ばれていると思いますが、やっぱりこの間聞いてみましたら、案内をされても歩いていくのがとてもつらくて、つえだと途中で休憩場所が必要だという声も聞いております。できるかどうか分からないので、これはどうしてもやってくれと言えないところではあるんですけれども、担当課の職員が来庁した市民のところに来ていただいて、手続等に関して手伝ってくださることができるかどうかとか、ぜひご検討いただけたらと思います。3つの用事があるときは、3つの部署から来てもらいたいという声もありましたことをお伝えいたします。  さて、ここまで市民、高齢者福祉について質問をしておりますけれども、やっぱり市の職員を削減していく、スリムにしていくというこれまでの政策の流れの中で、いろいろ市民サービスをきめ細かにやってというふうに言っても、なかなか難しいところもあるんですね。その市民サービスですけれども、この市民のボランティアの力を借りることがやっぱり必要だと考えます。様々な活動を行っているボランティアグループ、市民グループがあります。地域や市民のためにボランティア活動をする団体には、その活動拠点がなかなか持てない状況もあります。そして、ボランティアをもっと増やして相互扶助でやっていこうということを施策で考えるとしたら、やっぱりボランティアを育てるための支援員も配置してやっていただけないかと思うんですけれども、このことについてお伺いいたします。 ◎福祉部長(下地律子君)   市民ボランティアについてお答えいたします。  ボランティアセンターについては、宮古島市社会福祉協議会において設置運営がされております。ボランティアに関する事業として、ボランティア団体の登録、ボランティア活動のあっせんや調整、研修や助言などを行っております。事務局は宮古島市社会福祉協議会地域福祉課となっており、平良老人福祉センター、旧平良保健センターになりますが、その中に設置しております。
    ◆仲里タカ子君   社会福祉協議会に委託をしているんですかね。社会福祉協議会の中にありますよと今ご答弁いただきましたが、この間社会福祉協議会を訪ねてみました。それと、この間議員に配付されましたみゃーく障がい福祉プラン、宮古島市第3次障がい者計画及び第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画、いろいろ載っているんですけれども、この3章の中にですね、ボランティアについての記載、前計画の実施状況の点検があります。これ見せていただいているんですが、物すごく評価が低いです。達成度A、B、C、D、Eまで4つの点数で、パーセントで表示しているんですが、E評価は達成度がゼロから20%、地域生活支援事業の活用によるボランティアの促進という評価の中で、これE評価ですよ。障害者によるボランティア活動の促進、これもE評価ということは、ゼロから20%と、ほとんど行われていないという現状があると思います。社会福祉協議会の方も、確かに自分たちは一生懸命やりたいけれども、兼務であるためにボランティア活動についてはなかなか手が回っていないところがある。できればこのことに関して市民の皆さんがもっと関心を持っていただけるとうれしいということをお話しされていました。  今登録事業者12団体あって、そして個人の登録も50名ほどおられて、この調整はやっぱり社協でやっているそうなんです。しかし、専任の支援員はおりません。それと、今老人福祉センターで社協が活動しているということをお話しされておりましたが、かなり手狭です。このコロナ禍の中でも貧困支援で社協がですね、貧困の家庭に食料を届けるというボランティア活動を一生懸命やっていることが報道されていますが、届けられた食料等の物資を山積みにしてあちこちに置いてあるのをこの間見ました。  私が思っているのは、社協がやるべき、確かに社協がやってもいいんですけれども、きちんと支援員を置いて、そしてここで会議、もしくは活動の拠点を置いてもらえる、ボランティア活動をするための支援活動の拠点、そして支援員を配置できないかということです。もう一度お伺いします。配置できませんか。 ◎福祉部長(下地律子君)   配置ということは、このボランティアセンターへの専任の職員の配置のことかと思いますが、社会福祉協議会ボランティアセンターのほうはですね、活動について支援員、職員の対応等ですけれども、協議会のほうから特別にこの支援員の要望ということは、まだ市のほうには届いていない状況もあります。先日お話をしたところでは、現在の職員で対応はできているということも聞いているところですので、その辺も今後のボランティア活動についてどのように持っていくか、その活動をもっと活発にする市民ボランティアを増やしていくということについては、先ほど仲里タカ子議員のおっしゃっていた障害福祉計画の中に書かれていることも含めてですね、今後調整をしていきたいと考えております。 ◆仲里タカ子君   ボランティアってただで働くのという人もいますが、今の社会の中でやっぱり市民それぞれの力を少しずつ出してもらって、相互に協力し合って、住みよい地域、住みよい島をつくっていくこと、このことに関しては、やっぱり一人一人そういう思いを持っていらっしゃる方がたくさんいると思います。それを束ねる、活用する、そしてそれをどうやって団体として活動していくか。これを支援する専門の支援、これがきちんと機能すれば、もっと宮古島は住みよくなる、そう思っています。ぜひともこのボランティアの皆さんを束ねる、もしくは活動を支援する、活動の助言を行う、様々な地域で、宮古島以外でも様々なところでこれが行われていると思いますので、情報を活用してぜひ今後支援員もちゃんと育てていただきたい、そのことをお願いしておきます。  先に行きますね。PCRの検査体制の拡充についてお伺いいたします。8月26日に市民ネットで市長に要請を行いました。主な内容ですけれども、県の新型コロナウイルス感染症PCR希望者検査促進事業を活用して、宮古島市におけるPCR検査の拡充、島内で検査が完結し、独自の検査数の確保と迅速な検査結果の判断が分かるような検査機器、技師の配置を行うこと、そして市による検査料金の補助を行っていただきたい、そういう内容でした。  このことに関して、島尻誠議員、また下地茜議員の市の対応についての答弁で、宮古病院、宮古医師会の保険診療が確立している、陽性者判定については連携が必要、医療体制が崩壊してはならない、PCR検査は県の事業であり、県が民間事業者と契約するものだ、検査数を増やすだけでなく、制度、医療関係とも連携が必要という答弁がるるありましたが、再度お伺いいたします。  そういうことを言っているのでない要請です。PCR検査促進事業の概要は、症状がない、つまり医療機関にかかることはないけれども、そうだから保険診療は該当しないのだけれども、不安であるとか、様々な理由で検査がしたい、それを個人でやると非常に高額になるために、それを補完するものであって、検査費用を県が一部補助することによって対策を行っているという事業です。宮古島市でも感染の不安や社会活動を行う上で、PCR検査を受けたいという希望者が多くなっているということは、昨日の答弁にもありましたが、宮古空港での利用者、この利用者の中の75%が島内利用者であるということでも分かると思います。この検査窓口を拡充して、気軽に検査を受ける環境、今コロナワクチン接種者をどんどん増やして、コロナも少し落ち着いた状況かなということはありますけれども、しかし今後ともコロナ感染に関しては注視していかなければならないというのは皆さんおっしゃっているところです。これはぜひとも求められるものなのではないですか、重ねてお伺いいたします。 ◎生活環境部長(友利克君)   PCR検査場の増設ということになろうかと思いますけれども、現在のPCR検査の設置といいますか、実施の目的といいますのは、やはり必要な方に提供するというところが大きな大前提となっているかと思いますので、いつでも誰でも受検できるような体制づくりというところでは、そういう目的では設置されていないというふうに思っております。  市で設置できないかということになるかと思いますけれども、やはり市で実施する場合でもですね、これは医療機関でありますとか、保健所との連携というのは必要になってくると、重要だというふうに思っております。既にこの医療機関、また保健所もですね、この1年半余り以上の期間、このコロナ禍の中で大変な労力といいますか、負担を強いられ続けているわけですね。ですから、新たにこのPCR検査場なりを設置するに当たってもですね、医療機関でありますとか、保健所にさらなる負担を強いることがないよう、十分な両者との調整というものが必要になってくるというふうに考えております。 ◆仲里タカ子君   私今の部長の答弁にはすごく違和感があります。この件の新型コロナウイルス感染症PCR希望検査促進事業ですけれども、これはいつでも、誰でもとは書いてありませんけれども、検査機関数を増やして、症状がないものについては高額な検査費用が課題となっている。そのため、PCR検査を希望する者が安価に検査を受けられる体制を構築するため、要件を満たす検査機関に対して検査費用の一部を補助するという県の補助事業です。これは事業者に対する補助ですけれども、今コロナワクチン接種者にですね、商品券を配付して経済活動を再開させる、そういう補助事業も案件として上がってきているところです。経済活動も大事です。そして、それは感染を拡大しないことが大前提ですよね。だから、無症状者でも陽性になっているものが捕捉される。自分は症状がないと思ったけど、陽性だったというときは、これは医療機関と連携をして、症状がないのだから、入院の必要がなければ自宅待機になるのか、それともホテルで療養するのかということが今はこのコロナ禍の中で行われている施策だと思っています。これが医療体制を崩壊させるみたいなことにはならないし、また今朝の新聞によりますと、自宅待機の人にも今後点滴による治療が行われるようにしていくというようなことも今朝の新聞に載っておりましたし、今後また飲み薬等、簡易な治療薬が出てくることになれば、アフターコロナ、ウィズコロナ、きっとウィズコロナが続くだろう、この中でPCR検査が安価で行われるということになると、市民は社会生活を営む上で、陰性であれば夕方のアララガマ市でお弁当を買いに正々堂々と行けるわけです。72時間と言われていますから、何回もしなくてはいけないかもしれないけれども、PCR検査で無症状と分かれば、それこそ社会生活が安心して行える、この体制を整えていくことは大事なのではありませんか。重ねてお伺いします。 ◎生活環境部長(友利克君)   行動制限の緩和ということについては、政府も検討を始めているところです。緩和の方法について具体的に固まっているわけではないと思いますけれども、報道によればやはりワクチン接種を済ませた方についての行動制限の緩和、そしてワクチン接種がどうしてもできない方については、PCR検査の陰性証明でもって行動の制限を緩和するというようなことが報道されております。ですので、我々としてもですね、やはりこのコロナウイルスの感染症を終息する大きな方法としては、ワクチン接種が有効であろうということで積極的に進めてきたところでございますので、今自宅療養の際の、これワクチン療法ですよね。ワクチン療法もですね、今後もちろん当然進んでいくかというふうに思いますけども、ワクチンの接種と、そういう治療薬ですね、治療薬と併せて今後のコロナウイルスの終息に向けた方策というものが重点化していくものというふうに考えております。  PCR検査についてはですね、先ほど仲里タカ子議員から希望者にはというようなことがありましたけども、その希望者といいますのも、やはりこれはあくまでも必要性がある方というふうな認識でございます。それは濃厚接触者であったりとか、濃厚接触者との接触があったというような方が希望するということ、あるいはまた仕事上出張などで必要であるというような方々が希望するというふうな、極めてある意味限定的といいますか、そういうふうな方々の利用というものを想定しているのではないかというふうに思っておりますので、やはり誰でも安価にというようなPCR検査についてはですね、当然利用が増えるわけです。利用が増えるということは、当然また医師会、医療機関ですね、また保健所などの負担がさらに増すということになりますので、そこら辺は慎重に検討をしていくべきものだというふうに考えております。 ◆仲里タカ子君   市長にお伺いします。  この先、ウィズコロナ、アフターコロナが続く中で、PCR検査の体制を整えていく、これは市長の施政方針の中にもあったのではありませんか。久米島町では、町が独自に県のこの事業を利用してPCR検査事業費の助成事業実施要綱を策定して、年に2回という制限をかけて2,000円を限度として行っているということです。今後宮古島市でも、市民がですね、何も趣味でPCR検査を受けるわけではない。今部長がおっしゃったように、必要があるんです。孫に会いに沖縄本島に行きたい、あるいは来るお客さんを迎えたい、PCR検査を受ける理由はいろいろな場面で考えられる。この検査を拡充する、そういう考えがないのかお伺いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   仲里タカ子議員の質問にお答えします。  まず第一義的に、今私どもは一生懸命ワクチン接種をしております。将来にわたっても100%というようなことは、これは現実的には厳しいこともありますし、接種の選択というのがありますから、いろんな状況があるかと思います。  沖縄県は、民間事業者等含めて、空港をはじめとして、例えばうるま市でのドライブスルーでのPCR検査、おっしゃったような久米島での話等々、そういう県との連携でPCR検査場を設けたりしております。これは、今後ともですね、ワクチンの接種を高めながらも、やはりこのPCR検査、これからは抗原キットによる検査等が一つの簡易な検査としては合わさって出てくるものというふうに思っております。その辺は、しっかりと対応を見ながら、今後はPCR検査、抗原検査等を併せてですね、やっぱりチェックをしていくという体制は取るべきだと思っております。  それで、仲里タカ子議員の質問の中で、宮古のほうに民間のPCR検査を速やかにやりたいという事業参入の話がありました。我々も強力体制を取ろうということで話を進めてきております。宮古医師会の事務所の下を使いたいというようなことで、医師会とほぼ合意ができたかというふうに思っておりまして、私ども市としては宮古島市未来創造センターの駐車場の一部を提供したらどうかというような話も進めてまいりました。しかしながら、どうも話が中断しているようでございまして、もしそういうような民間事業者の動きがしっかりと動いてくるんであれば、支援すべきことは支援していくべきものというふうに思っております。  そのPCR検査が民間で行われた場合でも、やはり地元の医師会、病院、それから保健所との連絡網がしっかりと信頼関係を持って連携取れていくというのは大変大事でありますので、その辺はあればしっかりと取り組みます。 ◆仲里タカ子君   この新型コロナワクチンですけれども、2回のワクチン接種済み者への感染事例も報告される中で、PCR検査の拡充は今後も必要性を増していくものと思っております。そして、今議会でもいろいろありましたけれども、ワクチンを打つことができないという方もおられる中で、安心して暮らして経済を回していく、そのためにPCR検査の重要性が今後も増してくる。ぜひとも宮古島市でも要綱をつくるなどして、市民が安心して、高いと何回もできないので、安価でPCR検査ができるような体制を整えていただきたいということを申し上げて、先に進みます。時間がちょっと足りないんですよね。  コロナ陽性者の自宅待機を余儀なくされている市民への支援についてというふうに通告をしておりますけれども、これも先日下地茜議員に宮古島市ではパルスオキシメーター等の配付を行っているという答弁がありました。私、自宅待機をしている皆さんが、宮古島は少し減ってきていますけれども、多くなってくるとですね、これは第一義には県の仕事であると言っていると、なかなか市民の暮らしの助にならない。自宅待機に関しては、県のですね、情報を市町村と共有して、この災害下で取り組んでいけるように、買物支援等をやっぱりやっていきたいというふうな施策を出していて、もう既にたくさんの市町村が新聞に載っています。  ぜひこれをですね、今は落ち着いた状況で自宅待機者も少ないという新聞報道がありますけれども、このような状況が続くのであれば、それこそさっきのボランティアセンターです。もう玄関先まで必要なトイレットペーパーや、必要な水や食料をちょっと届けに行くぐらいのことはつくっていけるのではないですか。市民に一番近いところにいるのは市役所です。市役所の職員が、職員全部でこれをやるのは大変です。だから、市民の力を借りる必要がある、そう考えています。もしこのコロナの状況が今後とも続いていくのであれば、コロナになったから、陽性になったから、それでいじめに遭うとか、そういうことにならないように配慮しつつ、市民がみんなで協力して、コロナ禍で助け合っていくということを考える必要があるということを申し上げて、時間がないので、次に移ります。  教育行政についてです。2点通告しておりますけれども、この件に関してももう他の議員の皆さんがいろいろ質問をしております。1つだけお伺いします。今朝ですね、タブレット端末のチャット機能でいじめで自殺をするということがあったということが報道されています。タブレット端末による自宅学習等が行われていますが、宮古島市ではこの端末のチャット機能について、どのような取扱いになっているのかお伺いをいたします。 ◎教育部長(上地昭人君)   東京都町田市において、昨年11月に、これはクラスルームというチャット機能なんですけども、これの書き込みが原因で痛ましい事故が起きたということを聞いております。  市教委としましては、去る5月、持ち帰り実施の際に宮古島市GIGAタイムズ等で共有し、各学校に注意を促しているところでございます。また、市教委としましては、このタブレットの運用規定、これについても発出してありますし、各学校、学級で、また分かりやすいルールもですね、定めるように依頼をしているところでございます。  現在のところ、大きなトラブルは聞いておりません。しかしながら、このチャットにつきましてはですね、全てフリーで使える場合、あるいは学校全体で使える場合、クラスのみで使える場合、あるいは全然もう使えなくする、それいずれも選べることになりますので、やはり生徒間で自由にクラスルーム、チャットが使えるということはこういった事件につながりますので、適宜、適切に、やっぱりルールを決めてですね、使う、それをきちっと徹底して指示してまいりたいと考えております。 ◆仲里タカ子君   新しい便利なタブレット端末を使った学習、もう本当に飛躍的によいところもあると思いますけれども、このチャット機能によるいじめ等、ぜひ注視をしていただいて、よりよい使い方、世界がうんと広がっていくので、子供たちに対していろいろ教えていくべきことはたくさんあると思います。よろしくお願いします。  教育についていろいろ聞きたいところですが、少し時間が足りなくなってきたのでですね、廃校の管理についてね、お伺いします。少し飛ばして、すみません。廃校の管理についてお伺いいたします。市民からですね、本当に寂しいものだという声を受けて、見てきました。写真、これ伊良部です。伊良部小学校は、もう森に変わっていますよという状況です。本当に1年、2年でこんなふうになるのねということを、多分皆様も近くの人はよく見ていらっしゃる、歩きに行くこともままならないということを話している方もおられました。  この廃校の管理ですけれども、いろいろ利用に関しての希望等があるとは聞いているんですけども、この管理状況ですね、伊良部に限らず、廃校になっているところはいろいろあると思いますけど、この対応についてお伺いします。 ◎教育部長(上地昭人君)   現在学校統廃合により廃校になった学校は、小学校で5校、中学校で4校であります。廃校施設においては、施設の維持管理のため、警備業務や防火のための消防用設備の保守業務、総額で年間約1,800万円の維持管理費用を要しております。砂川中学校、城辺中学校におきましては、跡利用が確定しており、次年度以降は他部局及び民間で管理していただくことになります。いずれにしましても、早急な跡利用か解体により管理費用を削減する必要があります。  今仲里タカ子議員ご指摘の伊良部小中学校の件でございますけども、小中学校につきましても今民間利用の話が出ております。また、森になっていると、非常に苦しいんですけども、実はうちの施設管理、施設課のほうでですね、6人の作業員を要しておりまして、動いている学校は一月に1回、廃校は二月に1回の巡回の草刈りをしております。ちょうど見られたときが雨が多くてこうなったのか、しかし市民からはですね、そういった苦情もありますので、この道路部分が特に雑草が繁茂しているということでございますので、ぜひ学校の中はうちがやりますので、また道路部分は道路を管理するほうで清掃をしていただければと考えております。 ◆仲里タカ子君   本当にですね、もう6人の施設課の職員が全部の学校の管理、草刈り等を順次行っている。これだけでも手に余る状況の中で、もう誰も学習していない廃校まで行って草刈りするのは本当に大変だと思うんですね。先日その件に関して、地域協議会の皆さんに協力をお願いしているという答弁もあったかと思いますけれども、この地域の皆さんのご協力もいただいて、跡地利用をするにしてもですね、きれいに管理していなかったら、後で使う人がですね、廃屋を使うのかということになっていくから、管理をしていただきたいということと、重ねて言いますが、地域の皆さん、市民の皆さんの力を借りていくことがどうしても必要となります。ボランティアを募る、もしくは活動している団体を強力に後押しをする、そして協力を得つつ、市民の暮らしよい環境を守っていく、どうしても必要です。重ねて申し上げます。  それとですね、ここを見に行ったときに、市民から、伊良部の方からはずっと苦情がある。伊良部の議員も話していますが、写真を撮りました。とても大きな事故が起こっているのは、この伊良部中学校の交差点のところです。止まれと書いてある大きな標示がありますから、事故の後、これ信号もないので、止まれにして一生懸命対策を取っていると思いますが、しかし先日も大きな事故がありました。伊良部中学校の高い塀が見通しを遮っているのが原因だと思います。私が見ると、この塀は少し傾いているようにも見えます。この交差点をですね、見通しよくするためにはどうしたらいいかということもぜひお考えになっていただいて、ここの地域の皆さんが怖いと、急ブレーキの音がしょっちゅうするという、これを何とか緩和できるようにお願いをします。時間がないので、要望だけして先に進みます。  あと2つ、3つあるんですけども、平和行政についてです。昨日からいろいろ議論がされていますが、8月に搬入予定とされた弾薬の搬入について、弾薬の種類、量、搬入経路等の説明は市に対してあったか。また、市民への、地域住民への説明は行われていないと思っておりますけれども、これに関する市長の見解をお伺いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   弾薬の搬入に際しましては、平良港を使用するということで、入港前手続様式が提出されましたけれども、この様式に記載されております以上の情報について説明は受けておりません。また、記載内容につきましては、国の安全に関わる情報であることから、不開示とするよう求められているところでございます。  地域住民への説明については、これまでと同様に沖縄防衛局に対し、住民への丁寧な説明をしていただくよう求めてまいります。 ◆仲里タカ子君   昨日からいろいろ答弁もありますけれども、重ねてお伺いします。  爆発物、その他の危険物を積載した船舶が入港使用とするときは、港外で市長の指揮を受けなければならないと条例で定めています。この条例の趣旨は、市民の命と財産を守る使命が市長にあるからだと私は考えております。何を積んで、どれぐらい危険なものを積んでいるか分からないまま、市民の命と財産が守れるのか。このことについての見解を市長にお伺いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   仲里タカ子議員ご質問のですね、条文は宮古島市港湾施設管理条例第8条第1号に規定されておりまして、この第8条第1項で言う市長の指揮とは、港外で申請書類のチェックや係留施設の指示であったり、あるいは大型タンクなどが狭い水域に入港しようとするようなときは、状況によっては巡視艇によって前路を整理、警戒し、衝突などの事故の発生を防止するというようなものでありますので、危険物を積載した船舶において、万が一ですね、事故が発生した場合には、当該船舶のみならず、災害が広範囲に及ぶおそれがあることから、同条例第8条の規定はまさに市民の命と財産を守る上では極めて重要であると認識しております。 ◆仲里タカ子君   次に移りたいところですが、一言だけ。  一体何を、どのような爆発物をどのくらいの量、この島に運んでくるのかということが市に説明があるのかということに関しても不開示ですし、この不開示のままで市民に何の説明もできない。それで、市民が安心、安全に、国防のためとはいえ、これに理解を示すことができるとはとても思えません。あと4分なので、次に移ります。  令和2年度から公営企業会計となった公共下水道についてお伺いいたします。時間がないので、①を省いて、②、公共下水道運営について、国が示す10年概成の目的と内容についてお伺いします。 ◎上下水道部長(兼島方昭君)   それでは、公共下水道10年概成のことですね、平成26年1月に国土交通省、農林水産省、環境省は、共同で都道府県構想策定マニュアルを策定し、10年程度をめどに汚水処理施設概成の方針を明示し、都道府県構想の見直しの構成が困難な都道府県に対しては、人口減少、高齢化ですね、経済性、整備時期等を踏まえた徹底的な下水道区域の見直しの要請がありました。それを受けて、沖縄県では中期、10年程度での早期整備と長期、20年から30年での持続的な汚水処理システムを目指すこととして、市町村と連携し、社会情勢等の変化に応じた処理区域、整備手法及び整備スケジュールの設定を行い、各種汚水処理施設、これは公共下水道、農業集落排水、漁業集落排水、浄化槽の整備を計画的、効率的に進めることとしております。  その中において、中期スパンでの未整備地区については、汚水処理施設間の経済比較を基本としつつ、10年程度をめどに汚水処理施設の概成を目指したより弾力的な手法を検討するとしております。具体的目標としては、10年概成アクションプランとして位置づけ、令和7年度末に汚水処理人口普及率95%とすることを目標として、10年間で各種汚水処理施設の整備を完了させる内容となっております。 ◆仲里タカ子君   あと1分しかないので、この10年概成に基づいて沖縄県は広域化、共同化に沿ってプランを進めているところだと思います。宮古島市はですね、この10年間で計画、全部の公共下水道を面的な整備できるのはなかなか難しい状況だというふうに思います。この公営企業会計の決算状況を見ても、他会計からの繰入金が2億2,250万円となっていて、今後とも繰入金に依存する財務体質を改善していくべきというふうに書かれておりまして、この共同化は、国が財政的に厳しいから共同化をしていけという流れは、もう下水道の側からも大きな理由がある、要請があるというふうに考えております。  宮古島市、今し尿処理で随分いろいろ問題が言われておりますけれども、このし尿処理を共同で見直すということに関しては、下水道の側からも、この要請があるのではないかということを申し上げまして、私の一般質問ですけれども、市民とともに今後とも暮らしに寄り添う政策を求めていきたいということを申し上げて、私の一般質問終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(山里雅彦君)   これで仲里タカ子君の質問は終了しました。 ◆平百合香君   7番、平百合香です。通告に従いまして一般質問を始めたいと思います。当局の皆様においては、一般の市民の方にも分かりやすいご答弁のほう、よろしくお願いいたします。  まず、一般質問なんですけれども、ちょっとだけ順番を変えて質問をさせていただきたいと思います。まず最初に、航空貨物の増大についてという質問でございます。よろしくお願いします。航空貨物の増大についてでございますが、まず現在の宮古空港における貨物の現状の把握を市がどのように把握しているのか、またその見解というものがございましたらお答えください。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   宮古空港の現状についてお答えいたします。  まず、宮古空港の取扱い貨物量ですが、過去5年間の実績でいいますと、平成28年度が1万5,153トン、平成29年度が1万5,879トン、平成30年度が1万5,388トン、令和元年度が1万4,977トン、令和2年度が1万3,953トンの取扱量となっております。令和2年度は取扱量が落ちているのは、新型コロナウイルスによる影響でありまして、宮古発着便の減便により、その貨物量は減少しておりますけれども、貨物上屋のですね、狭隘化は進んでおりまして、今後コロナ終息後の貨物取扱いに向けて航空会社から貨物上屋の拡張、再配置の要望を沖縄県に対し、行っている状況にございます。 ◆平百合香君   私もそのように認識しています。部長がおっしゃるとおり、コロナの影響で減便もしておりますので、航空貨物の物流というものは若干落ちたかのように見えますが、近年ですね、ネット通販の普及に伴い、またふるさと納税とかでマンゴーですね、冷蔵品の扱いの増加につながっておりまして、航空貨物は今増え続けている状態にあるんですね。そこで、部長もおっしゃっておりましたけれども、空港内の上屋、貨物の荷さばき所といいますか、そこの拡張について要望を行っているというふうにお答えになったので、部長から見てあの空港の中にそういったスペースを拡張できる、そういうスペースがあるのかということをちょっとお尋ねしたいと思います。あると考えているのか。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   宮古空港は県管理の空港でありますので、沖縄県空港課へその拡張計画についてですね、確認しましたところ、現在調査中であるとのことでございます。 ◆平百合香君   確認は県がしているということでございますが、私のほうでぱっと見ると、現在の宮古空港内に、貨物スペースを拡張できるような場所というものは見当たらないように思います。現在も駐車場のほうが狭隘だということで、駐車場の拡張をしております。駐車場の拡張をしたことによって、ますます空港施設内のスペースが取られてしまって、貨物に割けるようなスペースは現状見当たらないというものが適当ではないかというふうな認識を持っております。  それでですね、空港周辺地、これは非常に国有地が多くてですね、民間の開発が困難である現状において、ちょっと空港からは外れるんですけれども、あの周辺地域の開発計画はどのようになっているのかというのをちょっとお聞かせ願います。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   国有地の開発計画についてですが、現在市としましてその周辺の国有地についてどういった計画をしているのか、今後の計画というものは今のところございませんが、いろいろ活用方法について調査を進めていくというような計画は持っておりますが、具体的にですね、どういった開発をするというものについては、今のところはございません。 ◆平百合香君   本市は離島であるということから、物流というものは非常に大切なものだということを認識しております。海上貨物については、現在平良港の物流センターというものを整備中でありまして、また下地島空港では航空貨物物流の実験というものがなされている、そういうふうなことをニュースで聞いております。しかしながら、増え続ける航空貨物の受入れは宮古空港がメインであることに変わりはなく、離島である本市にとっては物流というのは非常に大切であるというふうに考えることから、大変重要であると考えておりますが、平良港の総合物流センターのような施設というものを、空港周辺は先ほども述べましたが、国有地も多く、民間での開発が非常に困難であります。航空貨物も海上貨物もそうですが、やはり港に隣接している、空港に隣接しているということが非常に物流にとっては重要ということになりますので、ぜひともですね、市主導で、できれば国有地の開発の計画をしっかりと立てていただいて、平良港の物流、総合物流センターのような施設というものを空港周辺に整備するというようなことを考えられないのかということをまず伺わせてください。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   航空貨物物流拠点の整備について、議員の要望でございます。確かに現状でその容量がですね、現状の容量が厳しいというような状況を航空会社等も認識しておりまして、県のほうにもいろいろ要請は行っている状況でありますので、市といたしましても国有地の活用も含めてですね、関係企業、団体、それから県とも調整しながら検討していきたいと思います。 ◆平百合香君   やはり海上貨物に対しては総合物流センターというものもできておりますし、先ほど来述べておりますように、宮古空港の周辺地域というものは国有地が非常に多くてですね、民間での開発は非常に難しいんですね。今後アフターコロナでもって物流がさらに増えるということも十分に予想されておりますので、ぜひ市のほうでも、この計画というものをきちんと考えていただきたいということを要望して、次の質問に移らせていただきます。  それでは、新型コロナウイルス感染症対策についてでございます。これもちょっと順番を入れ替えてですね、まず学校におけるコロナ対策についてのほうを先にお聞かせください。学校現場での感染症対策の現状というものを教えてください。 ◎教育部長(上地昭人君)   学校現場での感染症対策の状況についてお答えいたします。  学校では、コロナ感染のリスクを低減するために、毎日の登校時の児童生徒の検温、教室の消毒や換気、教育課程の工夫や行事の精選など、多岐にわたって取り組んでおります。教育課程の工夫につきましては、地域の感染レベルに応じて体育科での密になる領域の運動の制限、音楽科での飛沫感染を防ぐための授業の工夫など、各教科でも対策を取っております。行事におきましても、各学校において精選が検討されており、運動会においては従来の保護者地域参加型から、感染状況及び学校の実情に応じた密を避けるための会場の変更や体育科としての授業参観に切り替えるなど、学びを保障しつつ、感染リスクを低減する取組を行っております。 ◆平百合香君   では次にですね、もしも学校において感染者が出た場合、こういった場合の措置、どういうふうな対策を考えているのかということを教えてください。 ◎教育部長(上地昭人君)   昨日の下地茜議員へも答弁いたしました。基本的に児童生徒に発熱等の症状がある場合は、登校を控えていただくようお願いしているところです。しかしながら、学校において幼児、児童生徒等に陽性者が発生した場合、学級閉鎖等についての対応として、段階に応じ、4項目に分けて各学校に示しております。まず1項目めは、学校において幼児、児童生徒等に陽性者が発生し、その陽性者が症状を呈した日の2日前の感染可能期間内に登校していた場合、教育委員会に確認した上で、学級を閉鎖いたします。  その次、2項目め、学年閉鎖についてでございます。学年で複数の学級閉鎖が発生した場合は、教育委員会と協議し、学年閉鎖を検討する。  3項目め、臨時休業についてですが、複数の学年閉鎖が発生した場合は、教育委員会と協議し、臨時休業を検討する。  4項目め、一斉臨時休業についてですが、地域や学校の感染状況により、教育委員会と協議し、一斉臨時休業を判断する。  また、保健所の調査により、濃厚接触者と特定された児童生徒は、PCR検査を実施いたします。検査が陰性だった場合は、保健所の指示により、おおむね2週間程度の出席停止扱いとなります。これは欠席ではなく出席停止扱いになります。その他、濃厚接触者以外の児童生徒への対応については、教室等の消毒作業を終えた後、おおむね72時間経過した後、教育委員会に確認した上で学級を再開いたします。  本市の児童生徒の感染に係る事案につきましては、常に保健所と連携を取っております。感染者との濃厚接触者の判定及びPCR検査の実施を行います。自宅待機の期間など、保健所からの指示を受け、感染症対策に取り組んでおります。 ◆平百合香君   やはり小中学生、あと幼稚園生、保育園生、ワクチンが打てない状況において、集団生活をさせる、するということは、非常に大きなリスクであるということに変わりはないのですが、その中でも非常に細やかに、そしてでき得る限りの対策を学校側が取っているのだというふうなことは十分に伝わってまいりました。  次に、ちょっと上に上がりますね。病児、病後児保育の現状についてをお聞かせください。まず、現在の受入れ施設数とその病児、病後児保育を受け入れる施設がコロナ感染症に対しても病後児を受け入れることができるのかという、コロナ対応についてをお聞かせください。 ◎福祉部長(下地律子君)   病児、病後児保育についてお答えいたします。  病児、病後児保育の現状ということでございますが、現在宮古島市では市の委託事業で1か所、認可外保育施設で3か所、合計4か所で病児保育を行っております。病後児保育については、公立の東保育所1か所となっております。新型コロナウイルスへの対応といたしまして、市が委託をしているいけむら小児科病児保育室でございますが、新型コロナウイルス感染症と診断された場合は利用不可としております。また、風邪症状ですね、上気道炎、風邪症状ですが、のあるお子さんで、インフルエンザ、溶連菌、RSウイルス等、確定診断がついていて、発熱のない場合ですね、利用は可能ですが、診断が確定されている場合であっても、発熱がある場合については新型コロナウイルス抗原検査を実施し、陰性の場合のみ利用可能としております。  認可外保育施設の対応については、各施設での判断となりますが、確認をしたところ、ほぼ市の委託事業の施設と同様の対応だと聞いております。 ◆平百合香君   以前、たしか私、はしかの質問をさせていただいたときに同じことを聞きました。そのときも同じようなお返事でございました。ちょっと病児保育の民間のものが増えたかなという印象ですけれども、同じくはしかもコロナも病児、病後児保育ともに対応していないということが分かりました。子供たちがコロナにかかると、受け入れる先がない、自宅で療養する、もしくは入院措置をするしかないという現実がこの質問でお分かりいただけたかと思います。  それでは、次の質問です。入院、自宅療養、宿泊施設療養、これの判断基準とその流れ、どこが判断するのかということも併せてお聞かせください。 ◎生活環境部長(友利克君)   入院、自宅療養、宿泊施設療養の判断基準とその流れについてです。宮古保健所によりますと、入院療養については県立宮古病院で診察を行い、酸素飽和度や症状、重症化リスクのある方や環境要因などにより、医師の判断で入院対象となっているようでございます。宿泊療養は、症状は落ち着いているが、健康観察が必要な方、家庭内に高齢者や妊婦等と同居している方で、感染対策が十分に行えない家庭、または観光客などが対象となっております。症状の軽い方や自宅での療養が可能な方は、自宅療養となるとのことでございます。  流れとしましては、検査をした医師が本人に陽性の連絡をし、医師は聞き取りや診察、検査をした結果、入院の可否を決定し、入院以外の療養先は保健所と相談をして決めているとのことでございます。 ◆平百合香君   それではですね、宿泊療養の現状についてということで、ちょっと質問をしたいと思います。  宿泊施設療養の現状と自宅療養の現状、それに対する市の対応という質問ですけれども、まず宿泊施設療養は本市においていつからスタートしていて、何部屋ぐらいあるのかということをお答えしていただきたいと思います。 ◎生活環境部長(友利克君)   沖縄県によりますと、市内の宿泊施設療養は昨年の8月12日から運用が開始されております。スタート時点は27部屋でございました。その後、今年に入りまして1月28日には73部屋が確保されております。4月以降、先ほどの1棟73部屋が確保されているとのことでございます。9月11日時点では508人が利用し、1日最大38部屋が利用されたとのことでございます。 ◆平百合香君   今年の1月からは、1棟73部屋でずっと運用されていたようですが、この宿泊療養施設を利用している方ですね、旅行者が多かったのか、市民が多かったのか、これは把握されていらっしゃいますか。分かれば教えていただきたいです。 ◎生活環境部長(友利克君)   旅行者と市民との区別といいますか、統計といいますか、これは保健所として取っていないということで、正確な数字が出せていないとのことでございます。ホテル療養を希望する方は、原則入居していただいているとのことですけども、8月のピーク時は家庭内感染が疑われる一部の方には、希望に添えず、自宅療養をしていただいたこともあると。一方でですね、乳幼児がいる家庭では、ホテル療養よりも自宅療養を希望される方が多い傾向にあるということでございます。 ◆平百合香君   乳幼児がいる家庭というものは、先ほど病児、病後児保育の話もしておりましたけれども、子供を受け入れる先がないから、やはり親が見たい。だから、家庭で、自宅で療養をしたいという判断をするのだというふうに思います。しかしながらですね、それより上だけれども、まだワクチンが打てる年齢になっていないお子さんが同居している陽性者の方というのはですね、部長もおっしゃっておりましたけれども、ピーク時において宿泊施設の療養というものを希望しても、なかなか希望にかなわないということをよく私のほうでも耳にしております。  感染症対策の基本というものは、管轄が県であるというふうに理解はしておりますけれども、自宅の療養というものは非常に難しく、テレビでも新聞でもタレントたちがどんなに注意をしていても、やはり同居の家族に感染をしてしまって、家庭内感染が広がっていってしまったというようなことを報道でも目にする機会が多くあります。あるお母さんは、陽性者となって、同居の家族、特に子供への感染を心配して宿泊施設療養を願い出たそうなんですけれども、基本は自宅療養でお願いしますと言われて、これ先ほど部長が言っていたピーク時に当たるので、やはり自宅療養をしたという結果、同居の子供たちに次々と感染し、高熱や味覚障害が出ていたと。そして、同居の家族全員が回復するまでの1か月半、子供が熱を出していても、味覚障害が出ていても、自分のせいでコロナに感染をさせてしまったというふうに、非常に精神的につらい思いをしていたと言っているんですんですね。特に味覚症状なんですけれども、全く匂いも味もしない、おかゆを食べてもカレーを食べても食感が同じで、何を食べているのか分からない、そんな症状があったそうなんですよ。自分がそういう症状が出て高熱があるのであれば、それは我慢もできます。だけれども、自分のせいで家庭内感染を引き起こし、高熱や味覚障害で苦しむ我が子を見るというものは、非常に親にとって胸が潰れる思いがしたと私は思っております。  希望者に自宅療養をさせてしまった原因の一つが、やはり療養施設の部屋数の不足であったのではないかと考えますが、宿泊施設の部屋数の増加というものを県に市のほうから要望したということはございますでしょうか。 ◎生活環境部長(友利克君)   先ほども答弁いたしました。73部屋が確保されていると。一方で、利用は1日38部屋であったということでございます。つまり35部屋ほどは空いていたということになるわけですけれども、一番の要因はですね、この宿泊療養に対応するいわゆるスタッフ不足ですね、そこには看護師とかが必要になってきますけども、なかなかその看護師が確保できないというような状況がありまして、73部屋全てを活用するということができないというのが現状でございます。ですから、部屋数の確保はされているので、市としてそれを増設を要望するというようなことはしておりません。  看護師の確保というのはですね、この宿泊療養の対応もそうですけども、様々な場面でそういう事態が起きております。今ワクチン接種を進めておりますけれども、やはりワクチン接種をするに当たっても、看護師のお力というのが必要なんですね。しかし、限りがあるといいますかね、なかなかその数を確保できないということもありまして、限られた看護師で本当にワクチン接種に対応していただいているということで、かなりの負担が生じていることも現状なんです。そういうこともありましてですね、やはり最大の要因はホテル療養、宿泊療養をさせるに当たってのですね、スタッフの不足というものが大きな要因となっております。 ◆平百合香君   それでは、質問の角度を変えます。  スタッフ不足ということでございましたけれども、このスタッフ、看護師とかの人数の確保に関して、市のほうから県に要望ということを出されたことはあるんでしょうか。  それから、先ほどの質問もそうなんですけれども、宿泊施設の療養というものは、数の増加というものは要望を出さなかったということの理解でよろしいですか。 ◎生活環境部長(友利克君)   部屋数の増加についてはですね、先ほども答弁をしましたように、県に要望ということはしておりません。それから、看護師の皆さんの確保についての要望というものもしておりません。これは、基本的には県の事業でありますので、この確保に当たっては県が当然するべきものだということで要望はしておりません。ただ、ワクチン接種をするに当たってはですね、職員がですね、自分の自らのつてを頼ってですね、打診をしつつ、何とか確保しているという状況でございます。 ◆平百合香君   生活環境部長、私今の答弁を聞いて非常に愕然といたしました。私も、感染症対策の基本をしているのは県であるという認識を持っています。本来であれば、それは市が細かく対応するという責任ではなかったはずです。確かに。けれども、一番末端の患者たちに一番近いのは市ですよ。先ほど仲里タカ子議員もおっしゃっていましたよね。県のすべきものだと考えて県に要望を出さなかった、看護師の確保も。そういった答弁で本当によろしいんでしょうか。たしかですね、この宿泊療養施設というものをスタートさせたとき、宮古島市、ほかの市町村に比べて施設の設置というものが遅れたことがございました。当時市のほうで施設を借り上げて、県にこれがあります、借りてください、ここを療養施設に使ってくださいというふうなことをやって、きゅうきゅうで確保したという事例もあったと私は記憶しています。そういったことを市として主導権を持って、この対策会議、コロナ対策会議というものが恐らくずっと続いているものだとは思いますけれども、そういった会議の中で要望というものは出されなかったんでしょうか。一体何が議題として上がっていて、宮古島市、今こういうことで困っていますよということを申し上げていたのかお聞かせいただきたいです。 ◎生活環境部長(友利克君)   看護師の確保が非常に難しいということで、むしろ県のほうからですね、市に対して要望といいますか、要請といいますか、というようなことがありましたので、市の職員をですね、派遣をして、対応したということは当然あります。ただ、その市職員以外にですね、確保するというようなことは、県に対してもですね、県が逆にむしろこちらに要望しているわけですから、そういう県に対する要望をしてこなかったということでございます。  ただ、常時ですね、看護師の増員については、医師会などとも連携をしながら、対応ができるようにですね、随時調整はしていると。そういう調整をしながら、何とかこのコロナ禍というものを乗り切ってきているということでございます。 ◆平百合香君   コロナ対策、そして人員の確保、施設の確保、非常に難しい問題であることは私も理解しております。しかしながら、離島における本市において、この状況というものはある程度予測ができたのではないかとも考えているんです。3月定例会においてですね、クラスター発生施設においてのコロナ対策宮古地方本部との情報共有の在り方についてという緊急質問がなされました。そのときに市長は、感染症対策本部は沖縄県に置かれておりますが、私も先頭になりながら、また風通しの悪い部分は私のほうでも対応をしながら課題を改善し、連携を取りながら頑張ってまいりたいと、そういうふうに発言をされているんですね。特にこの7月末、8月にかけての感染爆発とも言える宮古島のこの状況を見たときに、やはり一番リーダーシップを持って市民のために行動するべきは市長ではなかったのか。たとえ県から人員が足りないから宮古島市のほうで何かしらの確保を頑張ってくださいと言われたとしても、であるならば自衛隊にお願いをするとか、何かしらの方法は考えられなかったんでしょうか。非常に残念な結果であったと私は思っています。ちょっと時間もないので、次の質問に進みます。  宮古島市未来創造センター休館に伴う市民サービスについてでございます。未来創造センターの図書館部の利用状況というものを教えてください。 ◎生涯学習部長(楚南幸哉君)   図書館の利用状況についてですが、図書館の利用状況につきましては、入館者数が平成30年度5万2,036人、宮古島市未来創造センターが8月に開館した令和元年は14万2,461人、令和2年度9万1,441人、令和3年度は8月末現在で2万2,680人となっております。貸出し冊数は、平成30年度は13万505冊、令和元年度は20万5,532冊、令和2年度は19万7,012冊、令和3年度は8月末現在で6万1,003冊となっております。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で休館、利用の制限が続き、令和2年度は入館者数、貸出し冊数とも減少しておりましたが、開館1日当たりの貸出し冊数を見ると、平成30年度の486冊から、令和2年度は920冊と、大幅に増加しております。新図書館の開館を契機として、市民の皆様の読書への関心が大きく向上したものと考えております。 ◆平百合香君   それでは次に、ブックスタートの実績についてお聞かせ願います。ブックスタートの事業が始まってから今まで何名の子供たちへ絵本をプレゼントすることができたのか、またその後の図書館利用者数の変化、例えばですね、前回同じような質問をしたときに、板張りの読み聞かせのルームというものがありますけれども、そこに親子連れが非常に多く見られるようになった、絵本を読むお母さん方が増えてきたというふうなことをちょっと感じているというお話だったので、そういった状況がまだ続いているのかなというふうにちょっと期待をしているんですけれども、よろしくお願いします。 ◎生涯学習部長(楚南幸哉君)   ブックスタートの実績についてお答えします。  ブックスタートの実績ですが、2019年、令和元年度4月より開始したブックスタートは、2019年度は乳幼児健診会場で4か月、10か月、1歳半を対象に実施し、955冊の絵本を配付いたしました。2020年3月以降は、コロナウイルスの感染拡大防止のため、健診会場での実施は中止し、後日図書館で受け取りという形で絵本の配付のみを行い、2020年度は118冊を配付し、2021年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の影響を受け、休館が長引き、9月10日現在の配付状況は18冊ととどまっておりますが、14日、一昨日からですね、制限が緩和して一部開館しておりますので、今後の絵本の受け取りに期待しております。受け取りに来られない場合は、その都度周知を図ってまいりますので、どうぞよろしくお願いします。対象者の親御さんは、図書館へのご来館の上、カウンターで受け取ってくださるようお願いします。  ブックスタートをきっかけに図書館へ来館するようなった子供連れの利用者も増えており、2019年度、ゼロ歳から6歳の利用者登録は、前年度に比べて26%も増加しているところでございます。 ◆平百合香君   休館中の市民サービスの取組状況と今後の対応についてという質問なんですけれども、実は県立図書館では本の宅配サービス、これ「ひ~じゃ~便」というそうなんですけれども、これが行われております。先ほど部長もおっしゃいましたけれども、やはり新型コロナウイルスで休館している中、利用者数は非常に減っていますけれども、部長がおっしゃるように、ブックスタートの事業が始まって、やはり子供たちへ読み聞かせというものがちょっとずつ、ちょっとずつ浸透してきたのかなという印象も私は持っています。休館や人数制限のあるときですね、開館時に、本の宅配料金の補助というものを行えないか、この「ひ~じゃ~便」のようなサービスが宮古島の図書館でもできないかということについてお聞かせください。 ◎教育長(大城裕子君)   本市といたしましては、県立図書館の本の宅配サービス、「ひ~じゃ~便」につきましては、通常利用者負担の送料を軽減できるよう、市立図書館のカウンターやブックポストへの返却も可能としております。今後図書館充実センターが提供しているサービスがございまして、クラウド型電子図書館サービスというものなんですが、そちらの導入に向けて今準備を進めているところです。それによりまして、非来館者、要するに図書館に来られない方、いらっしゃることができない方、何らかの理由で、それから利用でない方も含めて、市民に平等なサービスが提供できるものと思っております。休館を余儀なくされるときにも、このようなサービスが充実していたら、市民へのサービスも向上するものと思っておりますので、今後導入に向けて検討してまいりたいと考えています。 ◆平百合香君   前向きに検討していただけるということで、ちょっと安心をいたしましたけれども、コロナ禍でですね、外出自粛であったり、自宅療養であったり、家の中にいなければならない、そういった時間が増えている。そんな中、やはり宮古島市未来創造センター、閉館をしてしまった時期もございますし、今現在も利用人数というものを制限しています。例えば休館をしている間とか、利用人数の制限をかけている間だけでも、そういったサービスというものができれば非常に子供たちも親も助かるのかなと。家の中でずっとゲームばっかりやっている子供を見るというのは、親にとってはやはりちょっとあまり気分がよくないものです。できれば絵本なり、本なり、そういったものを読んで、情緒豊かな子供に育ってほしいなと、個人的に私は思っています。どうぞ、もっと前向きに考えて検討していただけたらなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  すみません。ちょっとスピードアップしましょうね。次に、学校給食についてでございます。給食費無償化に伴うアレルギー児への対応について、現在の状況と市の対応というものがありましたら教えてください。 ◎教育部長(上地昭人君)   現在食物アレルギーのある児童生徒は、71名申請されております。そのうち、3名は複数の食材にアレルギーがあり、個別の対応が困難なため、家庭から弁当を持参しております。その他68名につきましては、調理場の施設や人員等を鑑み、アレルギーのある食材はなるべく使わないや、児童生徒に個別にアレルギー食材を取り除き対応するなどしております。  食物アレルギーは非常にシビアな問題であり、一歩間違うと命に関わる場合もあります。よって、国の指針におきましても、過度に複雑な対応は慎むこと、家庭での対応以上の対応は学校給食では行う必要はないなどが示されております。弁当持参のアレルギー児3名への補助についても、ちょっと聞き取りでありましたので、現在は行っておりません。  それと、進学、進級、転校などにより、アレルギー対応を申請する場合は、保護者の主観ではなく、医師の診断書をもって学校に申請をしていただきます。その中で、学校長を含め、保健の先生、そして調理場の栄養士等が面談を行います。その中で、除去食材といいますか、それを確認し、完全弁当にするのか、一部除去給食にするのかを判断いたします。そういった中で、その個々の児童生徒に応じたアレルギーの状況に応じた対応をしているのが現状でございます。 ◆平百合香君   完全にお弁当でもって自分の家から持ってくるという、そういった重度の複数のアレルギーを持っていらっしゃる子供が3名いらっしゃるというふうに聞きました。現在宮古島市、給食費の無償化を行っております。この3名については、完全に自分の家で調理した食事を持って学校に来るということなので、この給食費の無償化というものの恩恵にあずかれないわけなんですよね。一部の食品を自分で除去して食べることができるほかの児童と違って、この3名というものは非常に負担の不公平感があるというふうに考えていますが、こういった特殊な子供に対する補助というものは、宮古島市は考えられないのかということだけ、ちょっとお願いします。 ◎教育部長(上地昭人君)   やはりこの3名の児童生徒というのは、家庭から弁当持参、もちろん食材費もかかりますし、手間もかかります。ほかの自治体をですね、ちょっとネットで調べました。そうすると、もちろん完全無償化をやっている学校というのは全国で約4%、1,700程度の事業体の中で、もう本当に僅かなんですね。しかしながら、宮古島市は実際にこれを実施していると。その実施している中で、やはり不平等感があるというのは否めません。そこで、この3名、これから3名じゃなくて、もっと増えるかもしれませんけども、そういった方に対して、どういった補助ができるか、これはほかの自治体でもですね、要綱をつくって扶助費の中に入れ込んだりしております。しかし、その中でも例えば要保護、準要保護を受けている児童生徒については対象外とかですね、要するに扶助費の二重取り、二重で扶助費を支払うということになりますので、そこら辺をしっかり精査しながら、条例、規則等をですね、整備して、検討していかなくてはならないというふうに考えております。 ◆平百合香君   すみません、ちょっと時間の配分がですね、思ったように上手にいかなくて、次の質問を割愛させていただきたいと思います。すみません。  それでは、最後になりますけれども、市長の政治姿勢についてお伺いいたします。内示を受けている国庫補助の確保についての見解を伺うということでございますが、調査特別委員会で議会の承認を得た後に計画の変更を行って、既に内示も出ている国家予算、これをスライドして別事業を執行するという行政手法に問題はないかということを調査特別委員会で質問をしたときにですね、生活環境部長は、なかなかない事例で、私も経験はないが、市長が判断したことで、違法性はないと考えていると答弁をしています。伊良部のこども園については、場所を変更しようとしただけで予算がつかないということで、場所の変更をせずに議会の承認を行ったということがあります。事業件数の数の多さで言えば、県におられた副市長のほうが経験が豊富であるかと思うので、副市長にお尋ねしますけれども、このような事業の変更を経験されたことはあるのか、またこのやり方は行政手続上妥当だと考えるのかということをぜひお聞かせください。 ◎副市長(伊川秀樹君)   事業の変更ということでありますけれども、百幾つかの課がありますんで、事業の変更は毎年ありますし、程度の差はありますけれども、事業の変更等は毎年あります。 ◆平百合香君   県においてはたくさんの事業がなされているので、全てを把握するのは非常に難しいかとは思うのですが、議会の承認を得た後に国家予算の内示も出ている、そういった事業の計画の変更をした場合、非常に記憶に残ることもあるかとは思いますが、副市長、副市長の記憶の中でそういったことがあったのかなかったのか、また副市長のお考えの中では、行政手法において問題はないというふうに考えるのか、問題があるのか、そこだけ端的にお答え願います。 ◎副市長(伊川秀樹君)   ただいまお話のあります平百合香議員おっしゃるとおりですね、予算の定めるということにつきましては、議会の議決事項ということで、地方自治法第96条できちんと定められておりますけれども、反面当該議決によって長の執行権ですね、同じように地方自治法第148条で定められておりまして、今回のような事業変更等を行うということは、何ら違法性はないと考えております。これは、裏を返せばですね、予算を議決する場合に予算中のある項目についてその執行をなす場合には、さらに議会に諮るべしという条件を付して議決をする場合はどうなるかというのは、皆様どこかで御覧になったことがあると思いますけれども、議会の運営実務提要の中に記されておりまして、予算を議決する場合には、その執行に関して条件を付することはできないということで、議会運営の実務提要の中に記されております。そういうことからすると、設問のような条件を付して議会の議決をしたとしても、長はその条件に拘束されるものではなく、その条件は単なる議会の希望、意見としての意味しか持ち得ないということでの実務提要のことがございますので、今回の部分につきましては違法性はないと考えております。 ◆平百合香君   副市長の記憶にあったかどうかという答弁は得られておりませんが、副市長のお考えだと、この行政手続は物すごく妥当だとは言えないけれども、妥当でもないと言えるというふうなお答えであったかというふうに理解をしました。  普通行政において事業を行う場合、国庫補助金の獲得を目指して協議を重ねるものと考えますけれども、内示を受けて獲得できることが見込める、もう一歩手前に来ているこの予算がもし消滅するとしても、見直し案での整備を優先するのかどうか、どちらが優先であるのか、市長、端的に、予算の確保が優先であるのか、それともそれが消滅したとしても、見直し案での整備を進めるべきであるのか、この2つだけですよ、どこが優先かお答えください。 ◎市長(座喜味一幸君)   計画の変更そのものというものは、ヒアリングの中でしっかりと計画の妥当性を沖縄防衛局に認めていただくこと、予算そのものは当然として、その見直しを承認いただく中で沖縄防衛局の中で判断をしていくもの、そういうことでは両方しっかりとやっていきたいと思います。 ◆平百合香君   これね、私ちょっと時間がないので、あまり追及はしませんが、防衛省予算の補助項目の中、メニューが違う可能性というものが非常にあるわけですよ。メニューが違うということは、この補助金獲得を目指して頑張るのはもちろんいいことだと思いますし、非常に頑張っていただきたい。なぜならば、この事業をですね、し尿処理施設、投入施設であれ、前処理施設であれ、し尿処理施設であれ、造らないということが最大の悪であると私は考えているんです。問題の先送りではなく、きちんと受け止められる本市の市民の皆様の生活環境をしっかりと守っていただく、そういった姿勢というものを非常に大切にしているんですね。ところが、昨日の答弁を聞いておりますと、令和10年までは今の現行施設で何とか間に合うから問題を先送りする方向に向いているような印象、私の印象ですよ、多少受けました。本市において、先ほど来申し上げておりますが、伊良部にしろ、荷川取にしろ、造らないということが最大の悪だと私は考えています。造るためには、きちんと予算の確保が必要であるということは明白であり、市長は6月定例会の私への答弁で、計画の見直しにより、供用開始が遅れる可能性はあるというふうに発言しております。これ議事録にも載っていることなんですね。造らないことが最大の悪であるならば、計画の変更、非常に難しい、スライドするには非常にハードルが高いこの計画の変更というものを一旦取り下げて、新しく計画をおつくりになって、その予算の確保に向けて動く、これが正当な行政手続ではないのでしょうか。これについて、行政経験の豊富な副市長のほうに、そちらのほうがいいと私は思っているんですけれども、賛成するかしないかだけ答弁いただきたいと思います。 ◎市長(座喜味一幸君)   まず、端的に申し上げます。早めにこのし尿処理、下水の問題を効果的に解決する方法、1つは下水道のOD槽を速やかに着工し、完成させること、これは平成6年度の供用開始を目途にして進めます。それから、し尿処理施設についても、現況施設の機能増強を含め、プラスこれからの将来の70キロという目標、それが現況施設の機能増強事業でできるか、それにプラスアルファでこれから断続的に検討していく課題があると思っておりますので、しっかりと問題を解決していきたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   市長、答弁で少し。平成6年と話しましたが、令和6年でお願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   大変失礼しました。令和6年4月の供用という目標をしっかりとクリアします。 ◆平百合香君   すみません。時間となりましたので、言いたいことは山ほどありますが、これにて平百合香の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(山里雅彦君)   これで平百合香君の質問は終了しました。  午前の会議はこれにて休憩し、午後の会議は1時30分から再開します。  休憩します。                                     (休憩=午後零時05分)  再開します。                                     (再開=午後1時30分)  午前に引き続き一般質問を行います。  午前の平百合香君の新型コロナウイルス感染症対策についてに対する答弁を追加、訂正したい旨の申出がありますので、これを許します。 ◎福祉部長(下地律子君)   午前中の平百合香議員のご質問の病児、病後児保育についてでございますが、認可外保育施設が3か所で、新型コロナウイルス感染症の対応については市の委託施設同様の対応となっている答弁をいたしましたが、正しくは設置されている施設は3か所ではございますが、現在利用希望者全てに抗原検査を実施し、陰性の児童のみ利用可能としている施設が1か所、現在新型コロナウイルス感染拡大の影響により、受入れを停止している施設が2か所となっております。訂正しておわびいたします。 ○議長(山里雅彦君)   順次質問の発言を許します。 ◆上地廣敏君   一般質問に入る前に、一言申し上げたいと思います。  これまで2期8年間にわたり、議員としての活動をしてきた中で、市民の皆さんからいろいろご指導とご協力を賜りました。この場をお借りして、心から感謝を申し上げたいと思います。大変ありがとうございました。  それでは、一般質問に入りたいと思います。まず、通告してあります項目について順次質問いたします。当局におかれては、市民の皆さんに分かりやすい明快なご答弁を求めたいと思います。質問は8項目とも市長の今後における政治姿勢についてでありますが、まず初めに宮古島の基幹作物であるサトウキビのトラッシュ残渣についてであります。現在製糖工場においては、サトウキビの処理工程で発生するトラッシュについて、工場敷地内で野積みしており、そのトラッシュ残渣が完熟堆肥となって圃場に還元、投入されるまでには、およそ2年から3年の期間がかかると言われております。市長は、農業、農政について最も熟知されていると思いますが、農業の生産性向上を図るには何が最も必要であるか、私が申し上げるまでもなく、それはやはり基盤となる土づくりであると思います。  そこで、市長に伺います。トラッシュの破砕機、処理施設ですね、トラッシュ残渣の処理施設である破砕機を製糖工場に整備することによって、短期間のうちに完熟堆肥が圃場に導入されることになります。まさにサトウキビの副産物を活用した生産性向上対策であり、宮古島市が目指すところのエコの島の農業振興へとつながると思います。特に誰よりも農業振興に対し、熱い思いを持つ市長の英断を期待するとともに、市長の見解を賜りたいと思います。  2点目に、宮古島市が実施しているコロナ対策としての事業者応援助成金事業についてお尋ねいたします。長引く新型コロナウイルスの感染症の影響を受けている事業者に対し、経営を支援する応援助成金を給付しておりますが、そのほとんどの事業所は一律20万円が給付されています。しかしながら、先行で行われた漁業者である漁協組合員に対する給付金は、正組合に対して10万円、準組合に対して5万円が支給されたのみであります。また、20万円に満たない家賃支援助成金を受給した事業者にも、その差額分を給付していることから、事業者間の公平性を保つためにも、漁協組合員に対して追加支援金を給付すべきだと思いますが、市長の考えを伺いたいと思います。  次に、新型コロナウイルス感染症の影響により下落している魚価についてお伺いをいたします。去る3月定例会でも質問いたしました。いわゆる指し値、競りの下限価格でありますが、指し値を高値で指定する対策であります。競り価格に市が助成することで、漁業者の所得を下支えするほか、仲買人も安く買えて、島内使用される魚の供給力アップにもつながると思います。漁業者のモチベーションも上がり、結果として水産業振興にも大きく寄与すると考えております。また、低迷する水産業の活性化策としても取り組むべきことと思いますが、これについても市長の見解を賜りたいと思います。  次に、3点目、外国漁船操業等調査・監視事業についてお伺いをいたします。当該事業は、台湾漁船等の操業によって影響を受けている水域において、台湾漁船等の操業状況及び漁場形成状況を調査、監視することにより、漁業者の安全と操業機会の回復、拡大を支援することを目的としております。現在実施されている事業は、令和元年度から令和3年度までの事業期間で実施されることから、今年度、いわゆる来年の3月末で終了することになります。そこでお伺いしますが、事業継続の可能性はあるのかないのか、市長の見解を賜りたいと思います。  4点目に、与那覇前浜及び西浜崎、通称与那覇長崎と言われておりますけれども、海浜浸食の被害対策についてお尋ねいたします。相次ぐ台風の襲来等を受け、防潮林帯が浸食され、遊歩道も一部決壊しております。大変危険な状態となっております。私は、去る6月定例会でも早急に対策を講ずるよう質問をいたしましたが、部長答弁では海岸管理者である沖縄県に対し、浸食防止策を要望したとのことでありますが、いまだに進展が見られません。そのような中、今議会には宮古観光協会長、吉井会長名で下地与那覇地区西浜・前浜ビーチ浸食に関する海浜保全の陳情書が提出されております。そこでお伺いしますが、市長は現状をどのように認識され、どのように捉えているのか、見解を賜りたいと思います。  5点目に、コロナワクチン接種時における料金徴収についてお伺いをいたします。新型コロナワクチン接種は、全額公費で行うため、無料で接種できることになっていると思いますが、一部の医療機関において接種時に料金を徴収された方がおります。市として、実態をどのように把握しているのか、また解熱剤、いわゆる熱冷ましですね、解熱剤の料金についても同様に徴収する診療所もあると聞いておりますが、市民はワクチン接種は当然国庫負担で無料にて接種できると思っており、市はこのことについて診療所等医療機関の統一を図るべきだと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。  6点目、下地老人福祉センターの跡地利活用計画についてであります。この件につきましても、昨年の9月定例会で質問をいたしました。当時の答弁では、利活用計画は策定されていないとのことでありましたが、地域ニーズ等も含めて、そしてスピード感を持って検討を進めていきたいというふうに答弁をしております。現在はどのように位置づけされているのか、加えてこの跡地には雑草が現在繁茂しており、管理が全くされていない状況であります。市街地の中にある公共用地とはとても思えない状態であります。市長の見解を伺います。  7点目でありますが、道路改修について伺います。今年1月から新庁舎での業務開始以来、市道A―78号線、これは宮古空港滑走路の西側の道路であります。交通量が増加しており、加えて現在空港滑走路西側においては海上保安署の宿舎を建築中ということもあって、さらに交通量増加に拍車がかかる状態となっております。そこで伺いますが、このA―78号線と平良新里線の間、路線名なしのおよそ百二、三十メートルぐらいの道路でありますが、L字型の部分を隅切りして拡幅し、利用者の通行の安全を確保していただきたいと思いますが、宮古土木事務所との協議の進行状況はどのようになっているのか、現状をお伺いいたします。  最後に、荷川取漁港に整備された防暑施設の機材についてお伺いをいたします。この防暑施設本体については、県管理漁港のため、県のほうが建築をしてあります。使用する機材等については、管理使用する宮古島漁協のほうで調達することになっているようであります。しかしながら、市長もご承知のとおり、現在の宮古島漁協の体力では、到底高価な機材を調達するのは厳しい財務状況であると言わざるを得ません。そこで、市長にお伺いをいたしますが、漁協から財政支援の要請が出された場合に、支援する考えはないか答弁を求めたいと思います。  以上、8項目にわたって質問をいたしましたが、よろしくお願いいたします。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   下地老人福祉センターの跡地利用計画についてお答えをいたします。  上地廣敏議員のご指摘されましたとおり、現在ですね、草が大変生い茂った状態であるということで、大変申し訳なく思っておりますので、その点については早急に清掃作業を行いたいというふうに考えております。  それから、跡地利用についてはですね、現時点で具体的な計画はまだ策定をされておりません。今後地域の活性化に利用できるようにですね、地域づくり協議会であるとか、体育協会、老人クラブ等々を含めて、スピード感を持って策定を急ぎたいというふうに思っております。 ◎生活環境部長(友利克君)   接種における料金徴収についてでございます。これにつきましては、医療機関に確認をいたしました。この医療機関によりますと、ワクチン接種を受ける方に接種後に熱が出ることがあるなどの説明を行い、解熱剤が必要かどうかを本人に確認をした上で、必要と答えた方に薬を処方している。薬を出すための診察を行ったので、初診料及び処方箋料が発生し、有料となったとの説明を受けております。市としましては、接種以外の診察や処方など、料金がかかる際は、説明を事前に行うよう周知をしたところでございます。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   まず初めに、サトウキビのトラッシュ残渣処理施設の整備についてでございます。各工場ともトラッシュの処理について苦慮しており、ハーベスターの稼動率が上がるにつれ、その量も増加しているのが現状であります。県の糖業農産課に聞き取りしたところ、県内の製糖工場1社にトラッシュの処理施設を導入しており、市としましても各製糖工場や関係機関と協議を行っているところです。  次に、漁業協同組合員に対する追加支援についてということでございます。令和2年度に実施した漁業者支援給付金事業は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、正組合員に10万円、準組合員に5万円、総額2,120万円の補助金を交付したところであります。市としましては、現在コロナ禍での鮮魚等の消費対策として、各漁協での加工製品の開発を促進し、学校給食、県内スーパー、飲食業等への販路拡大による鮮魚の需要の拡大を図るとともに、離島漁業再生支援交付金事業及び宮古島市水産業振興補助金の執行を確実に遂行して、漁業者の所得向上に向けて努力してまいります。  続きまして、漁協組合員に対する追加支援についての中で、漁協の競り値に対する助成についてでございます。石垣市では、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で、過去2年間の平均単価に水産物買い付け支援事業として半額補助を実施したと承知しております。漁協の競り値に対する助成については、鮮魚等の消費対策、販路拡大、漁業者の所得向上に向けて、漁協や生産者の意見等も踏まえて調査研究をしていきたいというふうに考えております。  続きまして、外国漁船操業等調査・監視事業についてであります。継続の可能性はいかがかということでございますが、漁協に確認したところ、外国漁船操業等調査・監視事業が確定しているのは令和3年度となっています。それ以降の事業の継続については、毎年事業継続の要請を行うことになっているとのことであります。令和4年度について、沖縄県漁業振興基金に確認したところ、現段階では確定しておらず、沖縄県、県漁連、組合長会が水産庁などに対して事業継続の要請を行っているとのことであります。令和4年度の事業確定時期についてでございますが、事務局の沖縄県漁業振興基金に問合せをしたところ、国会の審議を終えて令和4年2月末に決定するとのことであります。  続きまして、与那覇前浜及び西浜崎の海浜浸食被害対策についてでございます。与那覇前浜及び西浜崎の海浜浸食被害対策について、また長崎ふれあい遊歩道の修繕についてでございます。与那覇前浜及び西浜崎の海浜浸食被害対策については、令和3年6月定例会において、当地区は砂浜の減少が続いている海岸と認識しており、宮古島市としましては沖縄県海岸管理者に適切な対処をお願いしてまいりますとお答えいたしました。その後の対応としましては、令和3年度美ぎ島美しゃ市町村会において、本市の課題解決に向けた要望事項として、沖縄県知事や沖縄県議会に対し、前浜海岸の浸食に対して調査及び調査結果に基づく対策を実施していただきたいと要望書を提出したところです。沖縄県においては、現状把握や予算措置などを調整し、課題解決に向けた対応策が講じられるものと考えております。  また、海岸浸食により長崎ふれあい遊歩道の一部が崩落していることについては、海岸保全対策後改修していきたいと考えております。  続きまして、荷川取漁港に整備されている防暑施設の拡充についてでございます。荷川取漁港は県管理漁港となっており、防暑施設は県が今年度、令和2年度繰越しで整備をしております。宮古島漁港が防暑施設を整備した県に漁船巻上機の整備もお願いしたところ、事業が完了しているので、漁船巻上機の整備はできないとの回答があったとのことです。  これまで漁船巻上機整備は、構造改善事業を活用しております。構造改善事業を活用するためには、浜の活力再生プランに位置づける必要があるため、漁協においてプランに組み込んでいただきたいと考えております。宮古島漁協から漁船巻上機の要請があれば、漁協と連携して事業化に向けて取り組んでまいりたいと思います。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   市道A―78号線と県道平良新里線の間の隅切り整備についてお答えいたします。  上地廣敏議員ご指摘のこの箇所は、ご質問のとおり、総合庁舎などの建設によりまして交通量が増えており、また今後とも交通量の増加が予想されている箇所であります。議員ご指摘の見通しの改善については、現在県道を管理します沖縄県と調整を行っている状況でございます。  なお、当箇所の道路の改善ですね、隅切りを改善するまでの間は、標識などを設置するなど、交通事故防止対策を図っていきたいと考えております。 ◆上地廣敏君   では、順を追って再質問をしていきたいと思います。  まず最初のトラッシュ残渣についてでありますけれども、これは沖縄製糖工場に確認をしましたところですね、平成20年/平成21年期のトラッシュについて、混合堆肥として破砕しているのが1万3,800トン、それからトラッシュ残渣のほうですけれども、6,900トンで、合計で2万700トン程度のトラッシュがいわゆる工場の敷地内に一時的に野積みされていると。このうち、いわゆるハーベスターによる刈取りによるトラッシュについては、なかなか腐食をしにくいというふうなことなどもあって、一度、2年前でしたかな、県営圃場整備事業にこのトラッシュ残渣を導入してありますけれども、非常に腐食が遅い。そういったことから、サトウキビを植え付けてもなかなか発芽しないしというふうなことがあって、相当農家から文句が出ておりました。  考えられるのはですね、このトラッシュを破砕する機械、大東製糖には小型のものがあるようでありますけれども、大東のほうの製糖工場と宮古島の製糖工場とは規模が違いますから、もっと大型の施設を整備する必要があると。こういった機械を整備することによって、短期間にトラッシュ残渣などが圃場に投入され、非常に肥沃な土壌がつくれると。そうすることによって、生産性が当然高まっていくわけですから、そのことについてはもう一度ですね、調査をしてみたい、今後検討してみたいと。沖縄県では、今1社の製糖工場に導入されているという答弁でありましたが、これをですね、早期に調査をされて、例えば宮古島にある製糖工場、沖縄製糖、宮古製糖、それから伊良部の工場、この辺のところにどれだけの施設を導入すれば、整備すればいいかですね、早期に調査をして、願わくば来期の製糖期に間に合うような形で整備できないものか、もう一度ご答弁を求めたいと思います。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   現在確認されているトラッシュの量というのは、沖縄製糖で約1万9,233トン、先ほど2万トン近いお話がありました。沖縄製糖で取り扱っている搬入量に対してですね、15%を掛けてですね、出した量を申し上げたいと思います。まず、沖縄製糖が1万9,233トン、城辺工場が1万8,595トン、伊良部工場が8,691トンで、約4万6,519トンになるのかなというふうに考えております。  早期の施設整備ということで実施してまいりますが、こういう施設の整備に当たっては、やはり補助金の導入とかですね、そういったいろいろな形の調整をしてまいらないといけないというふうに考えております。ですので、ちょっと時間はかかりますが、早期のですね、対策を実施してまいりたいというふうに考えております。 ◆上地廣敏君   分かりました。ありがとうございます。では、早速調査研究をされてですね、国、県の補助金等の活用によって事業実施したいとのことでありますけれども、できるだけ早めに施設の整備ができるように強く要望しておきたいと思います。ありがとうございました。  次に、コロナ対策としての応援支援金であります。いろいろ令和3年度の一般会計当初予算でも漁業再生交付金だとか、いろんな事業メニューは予算化されておりますけれども、この差額分を追加支給すべきではないのかと私は言っておりますが、これについてですね、再度お尋ねしますけれども、ほとんどの事業者で20万円ずつ、1事業所当たり20万円ずつの交付がされていると。最近漁業者の皆さんから、マスコミに一律20万円の支援金の支給があったというふうな報道がされるたびにですね、漁業者は見捨てられているんじゃないかというふうなですね、自分たちは10万円しかもらっていないというふうな不満の声が聞こえております。これについてはですね、ぜひ実施できる、できないについてですね、はっきりと答弁をしていただきたいと思います。農林水産部長、よろしくお願いいたします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   水産業は一度交付金を出しておりますが、また農業はですね、まだ一回も出してはおりません。そういう中でですね、私どももどのような形で対策ができるのかどうかということについてですね、既存の事業も含めて、いろんな形でですね、所得を高めるための政策をやっていきたいなということで、今調査研究を実施しているところでございます。 ◆上地廣敏君   農業者にもこの支援金20万円の支給はされていない。したがって、漁業者への追加支援もこれから調査研究をしていきたいということだと思いますけれども、ではですよ、農業者にもこの支援金の支給があるというふうに考えていてもいいのかどうか、その辺もう一度お願いします。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時03分)  再開します。                                     (再開=午後2時04分) ◎農林水産部長(平良恵栄君)   先ほども石垣市の事例に対しての回答いたしましたが、同様に農業関係についても調査研究をしながら、他町村のですね、状況も含めて検討していきたいというふうに考えております。 ◆上地廣敏君   石垣市の状況というのは、いわゆる指し値の関係であります。石垣市においては、過去2年間の7魚種、7つの魚種について、過去2年間の平均単価、競り単価ですよ、平均単価を取って、それを指し値として競りにかけるというふうな方法を取ってきたわけです。宮古島では、そのことについてはどうするというふうなのは当然もらえていないんですけれども、今後検討したいということであるのかですね、それとも先行して10万円、5万円の支援金を出しているから、全く検討するに値しないというふうに思っているのか、その辺もう一度はっきりと答弁をしていただきたいと思います。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   石垣市の場合、競り、上場という形でやられているというふうに思っておりますが、宮古の場合は鮮魚の競りを行っているのは宮古島漁協だけでですね、伊良部漁協の場合は仲買の買い付けという形になっております。池間の場合は、競りのほうには宮古島漁協を使って行っているという形になっております。  そういうことで、一概に石垣市と比べてという形のですね、そういった補助のものができないということで、今現状ですね、宮古島漁協の8魚種に関して調査をしたりですね、いろんな形で、どういった形で今漁業のコロナの影響がどれぐらいの形でですね、漁に影響を与えているかどうかということをですね、今調査研究しているところでございます。 ◆上地廣敏君   宮古島では3つの漁協がありますけれども、部長がおっしゃっているように、競りを実施しているのは宮古島漁協だけ。伊良部は、全国的に見てもまれなですね、仲買が全て仕切っているというふうなこと。それから、池間漁協にとっては競りの開催ができない。したがって、宮古島漁協に漁獲した魚を競りに持ってくると。そうした場合ですね、当然宮古島漁協では、宮古島漁協の組合員が漁獲した、捕った魚介類の競りを優先してやっているわけですけれども、その後に池間漁協が入ってきて、池間漁協の魚介類についても競りを行うと。そうするとですね、どういったことが起こるかというと、いわゆる宮古島漁協の組合員が競りに出した魚の値段が下がるんですよ。池間漁協の魚もあるから、仲買人はその量を見て魚の値段を決めていくというふうなことで、今現在正直言って宮古島漁協のほうに競りに出している漁民の皆さんは、損をしていると言えば損をしているような実態があります。  ですから、そういったことも踏まえてですね、伊良部漁協は特殊な形態としても、実際にやっている宮古島漁協について、ぜひコロナが終息するまでの間であってもですね、そういった指し値の検討をされて、漁民が不利益を被らないように対策を取っていただきたい。これは、いつ頃までにその調査研究をしたいということなのか、それともずっともう検討中ですと引っ張っていくのか、答弁をしていただきたいと思います。 ◎市長(座喜味一幸君)   上地廣敏議員の質問に質問にお答えします。  第一次産業は、こういう緊急時においては強いもんだというふうに思っております。しかしながら、このコロナ感染の中で漁協長あたりからは、コロナによる魚が売れないと、漁に行けないというような、経済団体での懇談会等では聞いております。  そういう意味におきまして、先ほど石垣市の事例が紹介ありました件について、漁業家の皆さんにはできるだけ漁に行ってもらう、そして市としても捕ってきた魚をしっかりと換金して漁民の皆さんに返していくというようなこと、これは一時的には支援金という形を取らんといかんかもしれません。また、今取り組んでおりますのが、学校給食等を含めて宮古の大手スーパーもその在来の魚を使いたいというような、あればしっかりと売りたいというようなこと等もありますから、そこでは急速冷凍等の加工に、ある意味での宮古島からさばきの分の支援等をして、この捕れた魚を市場に回すというようなですね、形で、重層的な形で、持続的に取り組まんといかんのかなというふうに思っておりますから、競り値の対象魚種と補填の額、それから捕れた魚の保存と加工の仕方等、一体的に検討させてもらいたいなというふうに思っております。このことは、一応大きな課題だと思っておりますので、しっかりと取り組ませてもらいます。 ◆上地廣敏君   次に、外国漁船の創業等調査・監視事業についてであります。先ほどの部長答弁では、国に対して基金と、それから県漁連、県などが連帯して要望をしているというふうな答弁であったかと思いますが、令和4年、来年の2月末に国においては決定されるということでありますが、今の出されている情報からすると、非常に厳しい状況にあるということが聞かされております。  私は、このことについてはですね、ぜひ恩恵を受けている地元の漁業者団体、それから宮古島市、県、県漁連など、漁業に関する関係団体が網羅してですね、国に対して強く予算化を働きかけるべきだと思っております。コロナ禍で、多くの人が要請団として東京へ出るということは大変厳しい状況ではあると思っておりますけれども、しかしそれをそのまま放っておくわけにもいかないというふうに思っていますから、何らかの方法で早期にですね、来年の2月末と言わずに、早期に国に対して働きかけを強めるべきだと思っております。ぜひ市長のですね、強い調査事業に対する思いをですね、国のほうに届けて、漁業者の安心、安全な操業を確保するという意味からも、国に対する働きかけをやっていただきたいと思っております。市長の考えをお聞きしたいと思います。 ◎市長(座喜味一幸君)   日台漁業協定以降、沖縄の漁場が大分中国に侵食されているという認識しております。かつてのサンゴ曽根も大分中国漁船によって荒らされております。もう当面は、日台漁業取り決めですね、台湾との取決めの中でルールづくりをしておりますけれども、やはり台湾の大型船の中で極めて難渋しているんじゃないかというふうには思っておりますが、この日台漁業取り決めの中での漁場の確保と資源の保全と、そして漁業者を守っていくということは当然だと思っております。来年度から始まる新たな沖縄振興計画の中でも、そういう領土、領海をしっかりと保全して、離島の定住化を進めるという趣旨等からいたしましても、私は係る状況の中ではしっかりと漁業を守る、漁民の定住化を図るということは当然であって、しっかりと私も取り組んでまいりたいと思います。 ◆上地廣敏君   次に、与那覇前浜、それから西浜崎の海浜浸食であります。観光協会からも強い要望書が出されているし、宮古のですね、観光地である与那覇前浜、そしてまた最近はよく長崎の西浜崎の遊歩道を活用してですね、健康、体力づくりのウオーキング、ノルディックウオーキングですか、そういったものが盛んに行われております。そういった意味からも、この長崎の西浜崎の遊歩道の改修は早期に、早急にすべきだと思っております。  土木事務所と協議をしておりますというふうなことですけれども、向こうは浸食、決壊してですね、もう2年になります。2か年間全く手がつけられていない状態、これで県に対してどういうふうな協議をされてですね、県のほうからはどういった形で、いつ頃をめどに対策を取りたいと言っているのかですね、ただ協議をしているという状況なのか、現在の実態について答弁を求めたいと思います。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   この西浜崎の海岸保全の件なんですけれど、農林関係でですね、調整をしているところなんですけれど、本当になかなか前に進まないと。今ちょっと調整のそういった資料等というのは持ち合わせておりませんけれど、結局のところこの浸食を止めていくには、やはり大きな行動を起こしていく必要があるのではないかなと。というのは、農林海岸でですね、海岸保全を実施していこうとすると、守るべき農地がないということがまず懸念されていてですね、思い切った事業ができないということを伺っております。そういうこともありまして、どの所管でですね、こういった工事をやっていくのかというのが一番の課題になっているというのが今の現状であります。 ◆上地廣敏君   今の答弁では、農林サイドで事業実施する場合に、背後地に守るべき農地がないから進展がないというふうな聞こえ方ですけれども、ではですね、農地がないんであれば、国土交通省所管の土木所管の事業でできないか、これは庁内会議でもやって、どの法で申請をしたほうがいいのか。守る農地がなければ、そのまま浸食された状態で、あるいは決壊した遊歩道をそのまま放っておいていいのかということになります。どの方法を取ったほうが早急に回復するのかですね、県が動くまで黙って見ているのか、あるいは市として何らかのアクションを起こすというふうな考えはないのか、もう一度答弁をお願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   速やかにこれはちょっとやらんといかんなというふうに思ってですね、一応現場は見させてもらったけれども、早急に補修しとったほうがいい場所、それから抜本的にやってもいいような場所等、ちょっと見られましたんで、基本的には農林護岸であれば農林護岸としてしっかりと農林予算で対応する。場合によったら、災害等で採択できないかも考慮する。それは知恵の働かせ方だというふうに思いますから、当面早急に手をつけんといかんところもあるような気がしますね、現場ね。そういう部署は、暫定的でも早急に手を打つ。それから、長期的には基本的な全延長についての補修をする等々の整理を我が庁内でも、また県とも連携して対応できる方法を工夫していきますんで、よろしくどうぞ。 ◆上地廣敏君   次、5点目のコロナワクチンについてであります。いろいろ診療所によっては、医療機関によっては、解熱剤を要求する人にですね、問診なりをしてというふうな形で、料金が発生しているということでありますけれども、もしそうであるならばですよ、ワクチンを接種しに行く人は全額無料でできるというふうに思って、その会場に行くわけです。聞けば、無料で接種できると思ったから、財布を持ち合わせていない。料金が発生すると聞いて、慌ててうちに戻った人も中にはいるようです。  ですから、どのような場合に料金が発生するということを事前に知っていたのであればですね、これは接種会場ででも貼り紙をして、こういった場合は幾ら料金が発生しますと、そういったPRをですね、事前に市民にやっておかないと、市民は不満を持つわけですね。ある医療機関に行ったら全額無料、この医療機関では料金が発生した、料金を取られたというふうな不満が今出ておりますから、まだ接種を受けていない方々はたくさんいらっしゃると思いますので、早めにそういったPRを、場合によってはこれこれこれの医療機関では料金が発生しますよということをもし発表できるんであれば、そういったことまでもしてですね、早めの接種、接種率を上げるための工夫にもなると思いますので、そのことをやっていただきたい。もう一度答弁を求めたいと思います。 ◎生活環境部長(友利克君)   議員のご指摘のとおりだというふうに思います。予約をですね、受け付ける際にですね、しっかり説明を加えるようですね、その医療機関に周知をしたいというふうに考えております。 ◆上地廣敏君   次、6点目の下地の老人福祉センター跡地の利活用計画でありますけれども、あの老人福祉センターの跡地の周辺には市営団地がありますし、県営団地が隣にあります。また、隣接して児童館があります。下地の農業構造改善センターも立地しております。中心地でありますから、明日にでもですね、この雑草の状況、そういったものは実施して、いい環境にしていただきたいと強く要望をいたします。これはやろうと思えばすぐできることでありますから、ぜひ総務部長には財産管理、公共用地の管理の面からもですね、すぐに手をつけていただきたいと思います。これは要望しておきたいと思います。  次に、7点目の道路改修について伺いますが、あの路線名のない百二、三十メートルぐらいの道路でありますけれども、L字型で、しかも道路いっぱいフェンスが張られてですね、非常に危険な状態。何回も事故が発生しているというのは、向こうを利活用している市民からの話なども出ております。加えて、海上保安署の宿舎が今建築中でありますしですね、そういったことなどからすると、早めに土木事務所のほうと協議をされて、隅切りをして、交通の安全を確保していただきたいというふうに思います。もし県と協議の上、できるということであれば、大体目安としていつ頃をめどにやりたいというふうなことは答弁できるのであれば、ひとつよろしくお願いいたします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   いつ頃をめどにということでありますが、時期については明確には答えられませんが、現場は先ほども申し上げましたとおり、総合庁舎の建設で交通量が増えておりますし、そして海上保安署の宿舎ができるということでございますので、計画といたしましては保安署の宿舎ですね、そこができるまでに何とかできないものかというふうな段取りで作業を進めていきたいと思います。 ◆上地廣敏君   最後になりますが、荷川取漁港の防暑施設の機材の整備ですけれども、先ほどの部長答弁で漁協のほうからこういった要請が、要望が出されれば、一緒になって検討していきたいというふうな答弁であったかと思っておりますが、そのように理解してよろしいか確認をしたいと思いますので、もう一度答弁をお願いしたい。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   今要望されている巻上機の設置場所、これは従来は5トン以下の船が多く泊まっていた箇所なんですけれど、そこに防暑施設ができて、これまでと違った形でですね、今もう5トン以上の船がですね、ほとんどとなっている状態でもあります。ですので、今まで使っていた巻上機、もう相当古い巻上機になっておりますけれど、これは5トン以下ということで、もう対処できるような状況ではないというのは承知しております。今後ですね、我々が、市のほうがですね、なぜ浜の活力再生プランに位置づけてほしいかというのはですね、これに位置づけることによって、事業の導入の申請ができていくという形になりますので、それをしっかりやった上で、高額の補助でですね、漁協の負担の少ない形でですね、整備を進めていきたいなというふうに考えています。 ◆上地廣敏君   時間もそろそろなくなってまいりました。最後に一言申し上げて質問を終わりたい思いますが、一人の議員として2期8年間の間、32回にわたって一般質問をしてまいりました。一般質問を通して市長の政治姿勢、市政運営をただしながら地域の課題解決に努めてまいりました。その結果、実現できたこともあれば、まだ道半ばのものもありますが、当局におかれてはその実現方、最大限取り組んでいただきたいというふうに強く要望したいと思います。  1つだけ残念な、実現していないことの一つがあります。これは、昭和19年から昭和20年、終戦にかけて宮古島の平良第一国民学校、それから下地の国民学校の小学3年生から大体6年生までの児童生徒が宮崎県の小林市のほうを中心とした地域に学童疎開をしております。およそ100名、家族入れて96名ぐらいというふうにカウントしておりますけれども、私はこの件について前政権のときから4回ほど一般質問をしてまいりました。なかなかこの学童疎開の碑、記念碑ですね、碑を建立することをためらって今日を迎えております。戦時中、非常に厳しい時代にお世話になった地域への恩返しのためにもですね、あるいは実際にそういった厳しい、苦しい体験をされた皆さん、もう今大体90歳です。疎開された皆さんだけでは、この碑の建立は非常に厳しいものがあると私は思います。したがって、市が一緒になって、ぜひこの学童疎開の碑の建立をお願いしたいと思います。  大城教育長には初めてのことだと思いますが、県内ではですね、南風原町の文化センターのほうの敷地にもですね、この南風原町の学童疎開の碑が建立されております。浦添市に至っては、宮崎県の日向市に、庁舎にですかな、そういった碑をわざわざ、当時の儀間市長が出向いて除幕式も行っております。宮古島市もですね、ぜひ学童疎開の碑を建立して、お世話になった当時の宮崎県の小林市の住民の皆さんにもお礼を申し上げながら、ぜひ取り組んでいただきたいと。私はこれがお世話になった地域の方々への人としての当たり前のことだと思います。ぜひよろしく取組のほどをお願いして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(山里雅彦君)   これで上地廣敏君の質問は終了しました。
    ◆友利光徳君   それでは、私も質問に入る前にですね、私見を述べさせてもらいます。  約10年ぶりに議場に戻りまして、第一印象はですね、職員の顔に替わりがあったということです。いわゆる若返ったというのかな、そういうことであります。常に感じることはですね、職員は私にとっては先生であるということを理解しておりました。要するに、教えてくれるからですね、何でも。旧城辺町時代で、町長に質問をすると、助役自身がですね、進んで答弁をしていました。しかしながら、本議会で質問をするとですね、なかなか答弁してもらえなかった気がします。その中において一番印象に残るのは、上里樹議員とのやり取りで議場を出ようとした態度ですね、あれはどうも議会を招集する権者としてはいまいちかなという感じをしております。  通告が終わった後でですね、市民からの電話がありまして、ちょっと申し上げておきますけども、城東中学校の前の道路と東の道路がですね、水銀灯が消えているという連絡がありました。いろいろ西西自治会のですね、川満さんから聞くと、以前に、前政権に西城学区の自治会の皆さんで要請をした経緯があるということであります。  また、保護者からの苦情というのかな、相談というのかな、城東中学校でクーラーの使用時間のいろいろ限定というのかな、そういうのがあると。また、工事が終わらないので、授業に支障を来しているということであります。どうか確認をしていただきたいと思っております。  それから、城辺トレーニングセンターがですね、去年の5月から使用禁止になっておりますけども、城辺中学校の体育館利用の件でですね、城辺学区はこれまで使ってきたんだけども、どのようになるかなというのを危惧しております。  それから、弾薬庫配備はですね、地域住民の合意形成が最優先であるということを報告しまして、質問をします。  まず、農業振興についてでありますけども、さとうきび収穫管理支援事業についてでありますけども、これは3月定例会で提案されたんですけども、賛成少数ということで否決をされておりますが、これは再提案する計画はあるのかないのか、あるとしたらいつなのか、これだけで答弁をお願いします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   再度提案しないのかとのご質問でございます。現在既存事業の検証、精査を進めつつ、拡充強化を含め、検討しており、今後生産意欲や所得向上につながる事業について提案させていただきたいというふうに考えております。 ◆友利光徳君   農家に住む議員としてですね、農民の方から、議員は要らないんじゃないかと、そういう判断をするのであればね、そういうたくさんの苦情をいただいたことを一応報告して、次に移りますけども、2番と3番と6番は省きます。  4番のですね、これは農地です。原状回復が不可能な農地は何件ぐらいあるのか答弁を求めます。 ◎農業委員会会長(芳山辰巳君)   原状回復が不可能な農地は、今のところございません。 ◆友利光徳君   それではですね、これは松原地区になりますけども、原状回復できない理由についての説明を求めます。 ◎農業委員会会長(芳山辰巳君)   移転先の土地は、沖縄県に令和3年4月22日に一般廃棄物最終処分場廃止確認申請を提出し、令和3年6月25日付で廃止確認通知を受けております。このたび経営者から沖縄県へ申出書が提出され、現在の重機置場を使い続けるため、農地の転用を各方面に働きかけ、調整する方針であり、これまでの状況を踏まえ、沖縄県にも理解を求めるという要望がありますが、沖縄県の回答によりますと、法令規則に基づき、対応を行っていくという考えですが、農業振興、優良農地の確保という農地法の趣旨に照らし合わせ、今回の違反転用事案を認めることはできないという判断の回答であり、宮古島市においても沖縄県同様、引き続き当該農地の工作物の撤去及び原状回復をするよう求めていきたいと思います。 ◆友利光徳君   それではですね、7番目の農業委員の職責と役割についてでありますけども、農業委員会等に関する法律第35条でですね、事務を行う必要があるとき、農地などの所有者、耕作者、その他関係者に対して出頭を求め、もしくは必要な報告を撤し、または委員、職員に立ち入らせて必要な調査をさせるとあるんだけども、農業委員会会長、簡単に答えてくださいね、これまで実施した経緯があるのかないのか。あるとしたら何回か、これだけで結構です。 ◎農業委員会会長(芳山辰巳君)   農業委員は、地域の農業者から選任された代表であり、公平、中立に農地の売買や貸借の許可、農地転用案件への意見具申、遊休農地の調査、指摘など、農地に関する事務の執行が職責であり、また役割であると考えております。パトロールも全国主催に年1回行われております。宮古島市もこれまで行ってきました。 ◆友利光徳君   私は、5年前に農業委員の一人としてこの現地をパトロールした経緯がありますけれども、このような質問をするのは、する人が悪いのでしょうかね。農業委員会会長はどのように考えますか。 ◎農業委員会会長(芳山辰巳君)   農業委員の職責、やはり皆さん農家のための、また財産を預かる我々の大事な職務でありますので、農家とともにこれからも一生懸命励んでまいりたいと思っております。 ◆友利光徳君   次にですね、総合庁舎建設についてお尋ねをしますけども、竣工日について、いつ竣工されているのか。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   総合庁舎竣工届出日は、令和2年11月30日でございます。 ◆友利光徳君   2番目のですね、検査に合格したということには間違いないと思うんだけど、検査の結果の通知について、いつやったか。2番目。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   本庁舎検査日は、令和2年12月10日付で同日に通知をされております。 ◆友利光徳君   それではですね、3番目の請求書提出日、そして受理をした日はいつなんですか。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   本工事費ですね、請求書は令和2年12月11日に提出されまして、同日に受理しております。 ◆友利光徳君   それではですね、4番目の支出負担行為について、いつされているのか。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   ちょっと今ご質問は支出負担行為ということでしたが、聞き取りのほうはですね、支出決議票、支払日ということだと思いますので、支出した年月日は令和2年12月23日となっております。 ◆友利光徳君   会計課のほうに答弁を求めますけども、上里樹議員が前の会計管理者に聞くと、12月28日にまだ支払いされていないと上里樹議員に言いましたよね。これは正しいですか、正しくないですか。誰が答弁する。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時46分)  再開します。                                     (再開=午後2時47分) ◎総務部長(宮国泰誠君)   ちょっと今確認をいたしましたが、28日と答弁したというふうな話ですけども、これ議場では答弁をしていないということで、会計課に訪ねてこられたときには、まだ書類の確定ができていないというふうなお話をしたというふうに今確認をいたしました。 ◆友利光徳君   設計変更されていると思うんだけども、その設計変更した協議書というのは実在しますか。されていなくて、市長裁量でされたのか。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   内容変更の協議書については、きちんと設計変更協議書により協議を行い、設計変更しておりますので、協議書は実在をいたします。 ◆友利光徳君   それではですね、7番目に増額に充てた、詳しいことはいいですけども、6種工種がありますね。その中の増額をした会社名だけ、6社説明してください。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   増額変更しております。まず、土工については株式会社大米建設、鉄筋工はオリエンタル白石株式会社ほかですね、型枠が株式会社忠栄ほか、建具工は金秀アルミ工業ほか、塗装工は協栄塗装工社、仕上げユニットは株式会社南海ほかとなっております。 ◆友利光徳君   9番目のですね、議会答弁で、これ6月の定例会で上里樹議員に答弁しているんですけども、議会答弁で精査をして確認をしたいと申し上げていますけども、簡単に内容があるのであれば。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   去る6月定例会でですね、総合庁舎建設工事についての一般質問の中で、何点かの質問に対して明確にご答弁できない事項がありました。そのときには、確認したいと思いますというふうな答弁をいたしました。その内容についてはですね、もちろん我々職員も中身を点検をいたしております。また、その中、ちょっと私たちでも判断つかない事項等も出てきておりますので、現在県の土木建築部に意見照会をしているところでございます。 ◆友利光徳君   次は、職員管理についてお尋ねをしますけども、私は市役所の中でですね、本市の職員は優秀な職員が多くいるんじゃないかなと常々考えております。しかしながら、勤務時間であろうと思うんだけども、よくその持ち場をですね、離れて何かやっている職員をよく見ます。これは、副市長、職員管理の観点からですね、副市長のほうで職員の研修等は計画ないのか。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   職員に対する研修についてはですね、これまでも公務員倫理に関すること、あるいは地方自治制度、地方公務員制度等ですね、実務に関することなどを研修しております。これは新規採用者職員についても同じことですけども、中堅職、係長級以上であるとか、課長、管理職までですね、それぞれ実施しております。 ◆友利光徳君   人をば見ないで法に従いという原則があるらしいですけども、次の職員の勤務態度についてお尋ねします。  これは、1と大体関連をするんだけども、職員は私にだけそういうところが見られるかどうか分からないんだけども、よく持ち場を離れてですね、自由自在に仕事をしない職員がいるんだけども、市長、これはもしかしたら部署が合わないかもしれないですね。できれば議場じゃなければ名前もみんな公表して、みんなで考えたいんだけども、これは答弁はよろしいですので、次に倫理規程について質問します。  本市において、規程はありますか、ありませんか。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   きちっとですね、宮古島市職員倫理条例、また宮古島市職員倫理規則等を制定しております。 ◆友利光徳君   これは、本市はいつ頃作成したのか、資料によると沖縄県には11市町村ぐらいあるらしいんですけども、いつ作成しましたか。 ◎総務課長(砂川勤君)   条例、規則ともにですね、平成28年4月1日施行でございます。 ◆友利光徳君   規制をしている職員の行為というのかな、これで上から順序で3つぐらい重要な箇所を説明してください。中身をですね。 ◎総務課長(砂川勤君)   条例には、目的からですね、定義、委任まで11条ございます。職員の倫理規則第3条において、禁止行為あるいはその他禁止行為、倫理監督職員への相談、不当行為等、17条で規定されております。 ◆友利光徳君   じゃですね、これは営利目的ではやっていかないというふうな規定があると思うんですよね。これは、総務部長、いつ、平成二十何年に、27年ということは、前政権のときにつくられたわけですね。前政権でつくって、自分で営利目的、まあいいでしょう。  次に移ります。障害者事業所支援、施設建設についてでありますけども、これは答弁はよろしいですけども、相談者がですね、これは伊良部のNPO法人サシバの会関連者なんですけども、答弁はよろしいですけども、相談をする方とですね、相談を受ける方は、要するに向き合ってほしいなということを一応提言しておきます。ということはですね、これまで3年に1度の契約だったけども、老朽化に伴い、1年に1回ということで、場所があれば自分で補助事業で建設したいという気持ちがあるんだけども、何かあんただけではないのでという言葉を表現したというふうなことになっていますので、営利目的じゃない方がこういうふうに社会貢献するわけだから、そういうときにはもう少し向き合ってですね、相談を受けてほしいなと思っております。  次はですね、農村の課題についてお尋ねをしますけども、福嶺団地の建設時期についてであります。これは1棟ですけども、昭和55年度に建設されて、築40年になっております。皆さんが策定しました長期計画の中にも上位のほうにランクをされていると私は理解しておりますけども、これいつ建設しますか。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   市営住宅建設につきましては、宮古島市公営住宅長寿命化計画に基づいて整備を進めておりまして、建設年の古い住宅を優先としまして進めておりまして、来年度は上原市営住宅の建て替えを予定しております。その後については、まだ確定はしておりませんので、福嶺団地の整備の年度についても現在のところは未定の状況でございます。 ◆友利光徳君   上原市営住宅よりも、ここは福嶺団地のほうがランクは上だったかなと理解をしているんだけども、早めに実施するようにですね、要望して、次に移ります。  これ、2番と3番は何か関連するような気がするんだけども、人材育成ですね。それと、農村を支える人材育成、農業大卒というふうにあるんだけども、申し上げたことはプロフェッショナル、いわゆる農業のプロというのかな、そういう人材をですね、育成をして、農家、農村を支えると、そういうシステム、例えばの話なんですけども、農業大学に通っている生徒の授業料の免除とかですね、それから沖縄県宮古農林水産振興センターの職員との人事交流とか、いろんな面で農家を支える人材を育成してほしいなという気がありますけれども、どのように理解しているのか。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   聞き取りで、二、三年で異動させず、農業関係の専門職を配置できないかということについてでございます。農政課においては、農業に特化した人材をどう育成するかも一つの課題となっております。しかしながら、本人の意向や課内、部内の職員配置等も考慮しなければいけないことと考えます。今後定期人事異動前において、総務部に部としての要望を伝えていけるよう取り組んでまいります。 ◆友利光徳君   4番は、ちょっと勉強不足ですので、飛ばしてですね、半農半X実践者の支援についての答弁をお願いします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   農村課題についてということで、半農半X実践者の支援についての中で、聞き取りでですね、兼業農家に対する支援についてということでのお答えでございます。  農政課が助成する経済栽培については、専業、兼業区別なく助成をしております。 ◆友利光徳君   次は、道路行政についてお尋ねをしますけども、これは荷川取1号線の進捗状況について、私が見たら全く前に進んでいないような気がするけども。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   荷川取1号線の進捗状況についてです。まず、荷川取1号線は延長740メートル、道路幅員17メートルの幹線道路でございます。事業の進捗状況は、令和2年度末時点の事業費ベースで9.6%となっております。今年度は3,284万円で物件移転補償費及び用地買収3件の事業執行を行ってまいります。 ◆友利光徳君   危険箇所がですね、住所でいうと大体180番ぐらい、あの辺周辺あたり、塀が約20メートルぐらい道路にちょっと傾いて危険なところがあるんだけども、その箇所からの補償というのは考えられますか。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   ただいまの議員ご質問の件ですが、このブロック塀の倒壊危険場所につきましては、住宅の建物移転補償費と併せて行うためですね、来年度において県からの予算措置ができ次第、速やかに対応してまいりたいと考えております。 ◆友利光徳君   次は、畜産関係における各種補助事業の採択から事業廃止に至るまでの事務的流れについての説明を求めます。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   特定地域支援対策事業の採択までの事務的流れといたしましては、事業主体より事業導入の要望がなされ、市と事業主体とのヒアリングを行います。事業の採択基準を満たしていると判断できた時点で事業計画書を県へ提出し、計画書に基づき県とヒアリングを行います。その後、県と国がヒアリングを行い、最終的には国からの計画承認を経て補助事業がスタートします。  事業導入後における途中廃止につきましては、事業主体より財産処分承認申請書が市に提出された時点で市から県に、県から国へ申請を行い、最終的には国からの承認によって財産処分を行います。 ◆友利光徳君   これは、佐和田農業生産組合の件なんですけど、これは60頭規模で補助事業を導入しております。これ、市の持分はないんだけども、75%だったかな、国と県の補助事業で補助を取っておりますけども、前の議会で聞いたときには、何も牛もいないということだったんですけども、改善計画内容についての説明をお願いします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   改善計画内容の説明についてということでございます。事業主体より提出されました事業計画書によりますと、令和4年度において繁殖用素牛を10頭導入する計画で、令和7年度までに繁殖牛70頭を導入する計画内容となっています。また、子牛出荷計画については、令和7年度において年間67頭の出荷計画となっております。 ◆友利光徳君   これは、利用状況報告というのを出すことになっているんですよね。今の説明を受けると、子牛の話をしているんだけども、現在何頭いますか。そして、再開時期を令和7年度ですか、これ約束できますか、農林水産部長。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   再開時期を明確に示せということについてでございます。令和4年度を初年度として、令和7年度までの事業改善計画となっております。 ◆友利光徳君   これは皆さんに提出された計画書で、計画書が守られない場合はどのようになるんですか。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   事業主体より改善計画に向け、事業計画が提出されておりますので、現時点では財産処分承認申請書は提出されておりません。 ◆友利光徳君   5年後の話をするのもちょっと筋が合わんかなと思うんだけども、私はどうもこの事業主体は、皆さんはどうかなと思うんだけど、ということはですね、今のところは、じゃ財産処分申請というのを出さなくてもよろしいというふうに理解してよろしいですか。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   これは、補助金返還についてということでよろしいでしょうか。市としましては、提出されました改善計画が実行され、事業目的の達成が図られるように関係機関と連携し、指導してまいります。補助金返還については、改善が認められない場合において最終的に国、県が現状を確認し、判断することとなっています。 ◆友利光徳君   農林水産部長の答弁を信用して、次に移ります。  畜産振興についてでありますけども、優良繁殖牛の補助金の大幅増なんですけども、一括交付金を活用してですね、沖縄県では優良牛に補助を出している市町村はですね、12市町村ありまして、宮古島市はこの事業には該当はしていませんでした。  ちなみに、参考までに申し上げますとですね、石垣市、豊見城市、南城市、国頭村、今帰仁村、本部町、南風原町、伊平屋村、久米島町、八重瀬町、名護市あたりであります。次年度と申しますか、畜産振興のためにですね、一括交付金を利用して南城市のように50万円補助する計画はないですか。できないですか。今は10万円だと思います。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   優良繁殖雌牛奨励補助金の大幅増額実現についてでございます。宮古島市優良繁殖雌牛奨励補助事業は、平成26年度より実施しています。宮古島市における家畜の改良を促進し、畜産経営の安定と生産振興に資するため、優良繁殖雌牛自家保留または沖縄県農業協同組合貸付け牛事業により導入した畜産農家に対し、予算の範囲内で宮古島市優良繁殖奨励補助金を交付しています。今年度の予算額は4,465万円で、県外導入牛15頭、県内導入牛及び自家保留牛409頭を予定しております。令和4年度以降は一括交付金を活用した繁殖雌牛の更新事業の施策を計画しております。補助内容については、導入費用の2分の1、40万円を上限に年間80頭、10年間で800頭を計画しております。 ◆友利光徳君   市長、今の答弁を聞いて、畜産関係の方は喜んでいるんじゃないかなと思っております。ぜひですね、畜産農家の高齢者の話をよくしますけども、やはり補助額をですね、引き上げれば畜産農家が増えるんじゃないかなという期待をしております。ぜひよろしくお願いします。  それからですね、新規就農者に対する資材の補助の実施についてですけども、大体これは5頭規模ぐらいの生産農家からの相談でありますので、その辺りでの実施できる範囲でよろしいです。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   新規就農者に対する資材補助実施についてでございます。新たに畜産業を開始したい農家への支援としては、国の制度で新規就農一貫支援事業、スタートアップ支援事業がございます。牛舎整備、機械等の購入に対し、補助する事業となっております。 ◆友利光徳君   次はですね、3番目の特定地域経営支援整備事業についてですけれども、これは先ほど申し上げた佐和田農業生産組合も一緒であります。これは上野の大嶺部落からのですね、上地さんからの意見なんだけども、あちらは100頭規模までもう増やしております。この将来性について。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   本事業は、本土農業との格差是正及び沖縄農業の持続的な発展を図り、意欲ある多様な経営体の育成、確保を目的としていることから、本市においても畜産業の経営安定に向け、生産基盤の強化を図り、生産者の所得向上、持続可能な畜産振興のため、各種事業を推進しているところです。  今後も意欲のある経営体の育成、確保を図るため、事業導入の要望には関係機関と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 ◆友利光徳君   次はですね、10番目のごみ収集運搬委託契約についてでありますけども、本市は欠格要件とか、いろいろ実務責任者講習のほうの修了書の扱い方とか、何か知らんけど、条例ががらがら、がらがら変わっているような気がするんだけども、担当課長によって。もしこれが守らなくていいんだったら、条例から外してもいいのかなと。何か条例で縛っているような気がするんだけども、どのように考えているのか、答えられる範囲でよろしいですので、やり方がちょっと間違っているんだけども、質問の仕方が。  議長、休憩。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後3時17分)  再開します。                                     (再開=午後3時18分) ◎生活環境部長(友利克君)   大変失礼しました。  通告2番目の実務責任者講習の修了書の扱いについてです。一般廃棄物実務管理者講習について、家庭ごみ収集運搬委託業務の受託者に講習を受ける法的な義務はありません。市としましては、一般廃棄物処理を安全、安心、確実に行う上で必要な実務、法律の知識及び技能などを確認する意味でも、受講することが望ましいと考えております。収集運搬業務を委託されている方で、講習を受けていない方がおりますので、受講するよう案内を行っているところです。 ◆友利光徳君   生活環境部長、今の答弁からですね、これ何社ぐらいいますか、まだ講習を受けていないのは。 ◎生活環境部長(友利克君)   家庭系ごみ収集運搬委託業者の中では、受講していない業者は1社のみということになります。 ◆友利光徳君   3番目はですね、生活環境部長、ちょっと通告がおかしいんだけども、本当は2人でごみ収集するべきの方がですね、1人でやっているということが組合から入っておりますので、そういうことがないように指導してください。  4番目はですね、市長のほうに答弁を求めますけども、市長もよく会っているからご存じと思うんだけどもね、組合員同士ですね、前の組合員と今の組合員と裁判を起こしています。これは、言わば利権関係でですね、仲間割れしているような気がして私はなりません。ですから、これ沖縄県、石垣市もそうなんだけどもね、組合員と一括契約しているんですよね。組合員が一つになって。だけど、こっちの宮古は第2の組合というのをつくろうとしたんですよね。それでけんかになって、裁判をしているんだけども、これをですね、市長の手腕でですね、アドバイスして条件というのかな、組合にみんな加入して、その組合と契約するというふうな説明をですね、関係者を呼んで指導することはできないんですかね、市長。 ◎生活環境部長(友利克君)   組合加入促進についてお答えいたします。  事業協同組合とは、中小企業者がお互いに協力し、助け合う精神、相互扶助の精神に基づいて共同で事業を行うことで組合員の経営の近代化、安定合理化、さらに経済的地位の改善向上を図るための民間の団体、組織でございます。そのような組織、団体でありますので、市がその加入促進に対してアドバイスなどをするような立場にはないものというふうに考えております。 ◆友利光徳君   ちょっと最後が聞けなかったんだけども、次に教育行政に移ります。  本市のですね、小学校、中学校、高校はちょっと部外になりますね。小学校、中学校でのワクチン接種状況ですね、これについて説明をお願いします。 ◎生活環境部長(友利克君)   答弁の前に、接種が12歳以上からということになっております。12歳ですので、小学校6年生からということになりますけども、これはあくまでも誕生日を迎えて12歳ということになりますので、6年生でも誕生日を迎えていない子供については、接種できないということを前もって説明をさせていただきます。  それでは、答弁いたします。9月15日時点の接種率をお答えいたします。小学生、12歳の接種率は1回目が15.8%、2回目が7.8%でございます。中学生については、1回目60.7%、2回目が43.1%、高校生は1回目が63.8%、2回目が48.2%となっております。  先ほどの12歳についてですけども、誕生日を迎えて12歳になっている児童の接種状況は、1回目が42.3%、2回目が20.9%となっております。 ◆友利光徳君   小学生が低いんですけども、やはり家庭内感染が多いよという話がよく聞かれますので、これはちょっと問題じゃないかなと思っております。  次に移ります。修学旅行についてでありますけども、これは今朝のテレビでですね、九州の各県の感染者が出ていましたけども、佐賀県あたりはですね、13人ですか、低くなっているんだけども、修学旅行というのはどのように考えているのか。 ◎教育部長(上地昭人君)   まず、修学旅行というのは、学校の行事に当たります。学校の行事は、校長の裁量になっております。これを踏まえてお答えいたします。  修学旅行の予定及び実施状況は、9月13日現在で小学校16校のうち、実施済みが島内、宮古本島内で4校、今後予定している学校は島内旅行で5校、沖縄本島内で4校、検討中が2校となっております。  中学校では、11校のうち修学旅行を済ませた学校はまだありませんが、今後の予定では宮古島本島内が2校、九州が7校、旅行先を検討中が1校となっております。しかしながら、またこういった感染状況においてですね、これは10月から12月までの間、ほとんど10月なんですけども、各学校予定が入っております。9月いっぱい、緊急事態宣言中は修学旅行は延期、縮小という通達が来ておりますので、10月以降、この状況を見据えながら、どういった方向になっていくかを今各学校旅行業者と調整をしているところであります。  ちなみに、昨年度は宮古本島内が大部分でございました。 ◆友利光徳君   福嶺小学校存続についてはですね、保護者のほうから要請書が来ていたのを読み上げて、時間の都合で答弁は。2月25日にですね、保護者のほうから要請があって、これ一部紹介しますけども、通学バス補助金支給、そして一軒家の紹介、児童生徒を島内外から募集をすると、そういうことが要請されていますけども、どのようになっているかなというのを聞きたいんだけども、時間の都合でちょっと聞けませんので、後で。  それでは、城東中学校のですね、プール建設について、時期だけ明確に、やるのかやらないのか。これはですね、当初計画で城辺中学校のプールがありますけども、今城辺中学校のプールを使っているんだけども、城東中学校はバスで移動しています。これが採点項目に入らないでですね、何か教育委員の意地悪というのかな、そういう結果になっております。ですから、移動で10分ぐらいかかると思うんですよね。ですから、これ単位数というのが足りないんじゃないかなと思うんだけども、造るのか造らないのかだけで、時間がないので。 ◎教育部長(上地昭人君)   令和元年10月28日に開催された令和元年度第1回宮古島市総合教育会議におきまして、市民プール構想に基づき、学校プールの整備については検討することが議題に上がり、各学校にあるプールをどうするのかなどの課題を解決した後、市民プール構想について協議することとなっており、議題としましてはイニシャルコスト、ランニングコスト、学校プールの使用頻度、指導員の確保などの課題を整理した後、学校のプールの建設については検討するとなっており、現状では城東中学校のプール建設については予定はございません。 ◆友利光徳君   次は、狩俣自治会からの相談で、農振地域除外についてでありますけども、中ノ原土地改良区内の字有地の農振地域除外についてお尋ねします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   狩俣自治会が提出した農振地域除外申請は問題があるかとのことでございます。狩俣自治会から農振除外申請書は提出されています。現在農業振興地域整備計画の総合見直しにおいて審理中であります。 ◆友利光徳君   それでは、西平安名崎公園の建造物は建築確認を取れているのか。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後3時31分)  再開します。                                     (再開=午後3時31分) ◎農林水産部長(平良恵栄君)   聞き取りでですね、西平安名崎公園内建造物についての中で、無届けで伐採されていると聞いているがということでありましたので、そのことについてお答えします。  公園内字有地については、令和元年11月5日付で600平米の伐採届け書は提出されておりますが、その後海岸向けのアダン等の無断伐採があり、自治会と協議し、伐採の経緯、面積を含め、てんまつ書の提出を協議しているところです。 ◆友利光徳君   では、13番目のですね、多良間村との連携についてですけども、コロナの感染については答弁はよろしいですけども、情報によるとですね、多良間空港の工事があって、宮古島からの方で、来て感染をしていたよという、断定はできないけどもという話を聞きました。  次に移ります。子ども議会の要望についてでありますけども、学生寮、これは令和2年のですね、1月22日に、私も子ども議会を見に行ったんですけども、宮古島市にですね、学生寮を造ってくれないかという子供、これは佐和田さんという子供が質問していましたけども、どちらのほうが答弁するのかな、そういう計画は連携できるのかできないのか。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   この件につきましては、多良間村に確認をしましたところ、中学校卒業後、宮古島に進学する生徒は毎年1人から2人程度となっているということです。大半の生徒が大学等の進学を見据えていることや、既に兄弟、姉妹が進学していることなどの理由により、沖縄本島に進学しているという状況のようでございます。多良間村は、島外に出る生徒に対し、金銭的な補助を行っており、学生寮の建設については財政的な問題が伴うことや生徒数が減少していることもあり、どのような形で支援できるかの検討はしたいということでした。ただ、学生寮建設について、現段階で多良間村からの協力要請はありませんので、宮古島市としては検討は行っておりません。 ◆友利光徳君   よく分かりました。  最後にですね、昔の大洋ホエールズで、現在横浜DeNAベイスターズの宮國椋丞投手がですね、巨人を相手に、1週間ほど前に勝ち投手になりました。おやじは城辺下北の出身、お母さんは伊良部町の出身でありますので、お互いに応援してですね、大きな投手に成長しますように、お互い協力しましょう。ありがとうございました。 ○議長(山里雅彦君)   これで友利光徳君の質問は終了しました。  しばらく休憩し、3時50分から再開します。  休憩します。                                     (休憩=午後3時36分)  再開します。                                     (再開=午後3時50分)  本日の会議時間は、議事の都合によりこれを延長します。  休憩前に引き続き一般質問を行います。  順次質問の発言を許します。 ◆狩俣政作君   質問の前にですね、この順番を変えて質問しますので、よろしくお願いします。2番の教育行政についてが最初に来て、その次に生活環境行政について、最後に新型コロナウイルス対策についてです。よろしくお願いします。  それでは、質問を行います。1、コロナ禍での影響ですね、この①ですね、学校に登校できない児童生徒というのは、陽性になったからではなくてですね、感染拡大をちょっと気にして、不安がっている保護者の方から、ちょっと学校を休もうという子に対しての取扱いについて伺います。 ◎教育部長(上地昭人君)   本市の直近の感染状況におきましては、保護者から感染が不安で休ませたいと相談があった児童生徒につきましては、指導要録上出席停止として記録し、児童生徒が欠席としての不利益な扱いにならないよう対応しております。  これは欠席となりますとですね、受験とかそういったときに、欠席となるのと出席停止となるのとでは全然扱いが違いますので、そこら辺を配慮しての扱いとなります。  また、本市の感染状況は、感染力の強いデルタ株が蔓延しており、学校再開に伴う感染拡大が懸念される状況であります。よって、新型コロナウイルスに係る緊急事態宣言延長に伴う対処方針を発出し、緊急事態宣言延長に伴い、9月30日までの期間、児童生徒の感染不安や家族及び本人に基礎疾患があることにより登校ができない児童生徒につきましては、欠席とせず、出席停止として処理することと通知しております。  出席停止の判断は校長が行います。通常時、保護者は児童生徒を休ませることに対しての合理的な理由を示す必要があります。つまるところ、むやみやたらに児童生徒を休ませることは好ましくないということであります。 ◆狩俣政作君   教育部長、これ緊急事態宣言中、9月30日までの期間ということですよね。学校の校長の判断になると。これ例えばですね、緊急事態宣言が明けた後でも、この学校によっては小規模校、大規模校とあるんですが、大規模校のクラスの人数は大体1クラス38人とか、多いクラスもあります。そういった部分で不安を持っている、中学3年生にすればワクチンを打てない方もいますので、そういった子に対してはどのように行いますか。 ◎教育部長(上地昭人君)   つまりそこら辺が合理的な理由ということになるわけですね。ワクチンがやむを得なく打てなくてという、あるいはぜんそくがありますよという、これらも合理的な理由になりますので、そこら辺ははっきり学校のほうに申し出ていただいて、そういう出席停止の扱いになるということでございます。 ◆狩俣政作君   じゃ、次の質問に行きます。  学びの保障ですけども、先ほどの出席停止扱いの生徒に対する学びの保障について伺います。 ◎教育部長(上地昭人君)   学びの保障についてお答えいたします。  小中学校の一斉臨時休業において、学習者用タブレットを活用しての学びの保障として、毎日の心身の健康状態の把握とオンラインを活用した学習の指導を実施するよう通知しました。学びの保障は、学校が課す家庭学習と教師によるきめ細やかな指導、状況把握により、子供たちの学習の継続及び何よりも学校との関係の維持を目的としております。同時双方向型で学習内容を一緒に把握したり、オンデマンド型で課題を配信し、評価するなど、様々な取組を行っております。 ◆狩俣政作君   ③の質問ですね、緊急事態宣言及び感染拡大により様々な大会が中止となり、目標を失った子供たちの心のケアについて、本市の取組を伺います。 ◎教育長(大城裕子君)   教育委員会として「学校再開後の児童生徒の心のケアについて」の文書を発出し、スクールソーシャルワーカーや問題行動学習支援員、市教育相談室を活用して取り組めるよう、学校と連携を取っています。また、「君は君のままでいい」という相談窓口紹介動画のQRコードつきのメッセージ等も学校として送っています。学校では、タブレットを活用して健康安全アンケートの実施や児童生徒に対して相談の呼びかけ、毎月のアンケート、教育相談等の実施を行っております。  コロナ禍において児童虐待も懸念されることから、学校にはあざや自傷行為、表情や服装の乱れなどの子供の様子を観察し、状況把握にも努めるよう通知し、そのためのチェックリストも各学校に送り、対応策を講じているところです。 ◆狩俣政作君   休業中ですね、本当に居場所がないというか、もう部活も休止で、人と会う機会がない。学校のほうからも、友達と遊ぶのも禁止と言われている中でですね、新学期が始まっても部活ができない、すぐおうちに帰る、家で自粛するんですけど、今上半期の沖縄県の虐待件数がですね、前年比で264件、23.9%の増という中でですね、本当にこの学校が終わってすぐ家に帰ることがいいかどうか分かりませんけども、居場所づくりに関して教育長自らの思いはありませんか、お伺いします。 ◎教育長(大城裕子君)   子供たち、長期にわたる部活動の休止、これは県の対処方針として示されており、感染症対策上必要な措置ではありますが、このことによる児童生徒への心身の影響は多大であると捉えています。  教育委員会としてですね、学校再開の通知を発出した際に、学校にはガイドラインも同時に示しております。9月13日から適用ということでガイドラインを送っております。その中に、部活動によって体を動かす機会が減っている子供たちにとってのストレス解消、そして運動不足の解消のためにですね、学校において休み時間や放課後の時間を利用して、運動していくようにというようなガイドラインも送っております。同時に、教育長としては、部活動が休止の期間中も何とか学校において、先ほど申し上げました筋力トレーニングであるとか、吹奏楽部の個別の練習であるとか、そういうような柔軟な措置を取っていくことができないかというふうに考えているところです。  このような状況で、教育委員会として、さきに挙げた取組のほかに何かできることはないだろうかと、本当に日々話合いを持ち、検討しているところです。この大変な中、子供たちは本当によく頑張っています。このことを心からねぎらい、そしてたたえたいと思っています。こういうことを体験し、乗り越えてきたんだから、この後の人生、きっと何があっても乗り越えていけると背中を押してあげられるように、できる限りのことをしていきたいと思っています。  また、1人で耐える強さより、助けてと言える強さを持って、周りの大人たちを、身近な大人たちを頼ってほしいと思っています。そのための仕組みづくり、一元化した仕組みづくりも一緒に考えていきたいと思っています。 ◆狩俣政作君   教育長、本当に熱い思い、感謝申し上げます。  次に行きます。2番ですね、休業による補償についてです。①の感染拡大による休業によって給食の提供がなくなることにより、影響の出る食材等への補償について伺います。 ◎教育部長(上地昭人君)   食材等への補償についてお答えいたします。  今回の休業期間中に使用予定だった食材につきましては、キャンセル可能な食材はキャンセルし、キャンセルができない食材は予定どおり買取りを行いました。業者に対して、不利益が生じないような対応をいたしたところでございます。保存可能な食材に関しましては、9月以降の給食にて使用し、長期保存ができない食材については法人保育所や子ども食堂へ無償で配付を行っております。  牛乳については、ロングライフ牛乳ですので、保存が利くということでの不利益は生じていないと、現在のところですね、伺っております。 ◆狩俣政作君   教育部長、このロングライフ牛乳の件なんですけど、実は8月28日にですね、SNSのほうで大量に消費期限が近い、9月5日なので、余っているという投稿がありまして、私も現場に行って話を聞いてきました。この大量に余った理由というのがですね、夏休み期間中に台風が発生すると発注が厳しくなるので、前もって仕入れているという話があったんで、できればこういう方の話も聞いていただいて、補償できればいいと思いますけども、いかがでしょうか。 ◎教育部長(上地昭人君)   今議員がおっしゃった件につきましては、私もSNSで見ましたし、家族も購入してきました。大体3分の1程度の値段で販売しておりました。私もこの休業による措置かなということで非常に気になりました。賞味期限を見ますと、9月5日、なるほど9月1、2、3日で学校がスタートすれば、このときぎりぎり使えたのかなという感覚はしました。しかしながら、給食調理場を通して確認をしたところ、業者の在庫管理の一環だということをお聞きしまして、しかしながらその後申出があれば、それなりに検討する予定でいましたが、今のところそういった申出がございませんので、やはりこの業者の在庫管理の一環での処分だったのかなというふうに理解しております。 ◆狩俣政作君   3番の安全な通学路ですね、この①、交通量の多い児童生徒の通学路の、A―1号線ですね、カラー横断歩道ができないかということなんですけど、これは私が議員になった4年前、最初に質問した件ですね。北中学校の南の方面に向かうと、元マルケンミートの跡地があって、あさひっ子保育園の十字路なんですけど、ここの十字路に横断歩道、押しボタン式の信号はできませんかという質問をしました。あれから一向に進んでいませんけども、ここですね、実はとても車の往来が多くてですね、子供が通学する7時40分から8時15分の間に往来する車の台数は631台です。一番多いのが8時5分からの5分間、この時間だけで112台車が通ります。大体3秒ぐらいに1台通るので、子供は渡れないんですね、道を。渡れないので、わざわざコジャ薬局のほうまで戻って横断歩道のある信号を渡って、そこからまた行くんですよ。なので、ここに横断歩道ができないか。その先のほうにホテルができまして、トレーラーハウスのホテルが。その方たちが今その空き地にですね、申請をして、この案内板をつくるという話をしています、建設部のほうに。その案内板が縦1メートル、横が2メートルの案内板、その下に注意喚起するような文言を入れますと話をしていました。子供のために。そういう意味で、建設部長、ここに横断歩道ができるか。できたらカラーの、これは注意喚起するためなので、見解をお願いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   市道A―1号線は、特に朝夕は交通量が大変多い道路で、ご指摘の旧マルケンミート前交差点は東小学校へ通じる通学路になっております。カラー歩道の設置につきましては、横断歩行者数や交通量などを総合的に判断しまして、歩行者の安全を確保する必要のある場所に公安委員会が設置を行いますが、議員のご指摘のとおり、多くの児童生徒が本路線を朝の登校時間帯になかなか渡ることができず、立ち往生している状況にありますので、市民の安全性を考慮して早期に設置できるよう宮古島警察署に強く要請を行ってまいります。 ◆狩俣政作君   建設部長、ぜひともよろしくお願いいたします。  じゃ、次の質問に行きますけども、3番の生活環境行政ですけども、これも順番をちょっと変えて質問しますね。②のランニングコスト、市民負担が2倍、3倍、この質問から質問いたします。ランニングコスト、これ市民負担が2倍、3倍になると市長が6月の定例会に発言して、この言葉がとても大々的に取り上げられ、新聞の1面になり、独り歩きをしている気がします。これで佐和田の事業が悪いかのような印象を与えてしまったのかなと私は思いますけども、この2倍、3倍のランニングコスト、特別委員会でいろいろ話をしていくと、当初佐和田のほうでは維持管理費が5,000万円、荷川取でやると1,900万円、しかしながらそれには下水道の投入使用料が入っていないことで4,000万円、プラスしたら5,900万円。もうとんとんではないかなと思うんですけど。多分2倍、3倍かかるといった算定基準の中には、業者の運搬距離が遠くなるからという話をしておりました。この業者の意見を聞いてですね、この算定を出す、これは妥当なのか。その中で、当局はですね、担当職員の答弁で、市でも事業者からの聞き取りを基に、今の利益を出すためにはどれぐらい値上げが必要かと、なぜ市が事業者の利益を優先するのか分からないんですけど。市でもシミュレーションをやったと。市のほうが安くなりました。では、なぜ事業者のほうのシミュレーションを取ったのか。その後ね、いろいろ算定はすると言っていました。その後、やった算定、コストの算定はどういうふうになりましたか、お伺いします。
    ◎生活環境部長(友利克君)   6月定例会で市長が2倍、3倍になるというような答弁をしたと、その根拠などなどについて調査特別委員会で問いただされたところでございます。特別委員会の中でもですね、根拠が不足していたことについてはおわびをし、また説明をしたところでございます。  調査特別委員会では、担当課でもって新たに計算をし直すといいますかね、積算をし直したものの説明がありました。その際、処理手数料の平均の差額が9,583円ほどになると、2倍、3倍ということではないというような説明があったというふうに思いますけども、これもやはりまだまだ大急ぎで積算をしたというようなことがありますので、もうちょっと詳細なですね、シミュレーションといいますか、積算をする必要があるかというふうに思っております。  いずれにしても、荷川取と伊良部佐和田を比べますと、やはり伊良部佐和田は現在よりも負担は増す、業者の手数料が上がってしまうということだけは言えるのではないかというふうに思っております。 ◆狩俣政作君   1番の質問に行きますけども、そもそもですね、この見直し案ができたのは、4月5日前後に上下水道部から3基目のOD槽が早めに完成すると、令和5年、遅くとも令和6年には供用開始になるという情報を得たことによって、担当職員が市長との意見交換の場でそれを話し、それが今に至ると思うんですけども、そのことに関してですね、令和6年4月に供用開始ができるかと上下水道部長に確認をしたところ、上下水道部長はこの3基目のOD槽、躯体はできている、中身は全くありません、電気設備も何も入っていませんと、これに係る費用が6億4,000万円ほどかかるとおっしゃっていました。今年度1億円ぐらいの予算がついたんですが、それはトゥリバーのほうの給水管に使ったという話をして、全くもって予算のめどが立っていないと話をして、頑張って予算獲得すると話はしていましたけども、令和6年4月供用開始は大変厳しいとおっしゃっていました。  この処理の共同化に向けた手続に関して、上下水道部長は9月の補正予算通ったら10月に契約を行って、令和4年10月に完成した後に県に提出すると。その約半年後の令和5年3月に完了すると思いますと。その下水道計画の変更完了を受けて、次の事業に行くのが望ましい。当然ですよね。しかしながら、下水道計画変更の作業と並行してできるとおっしゃっています、生活環境部のほうはですね。今後防衛省に対してもいろんな話をしていく中で、どういった話をするかというと、委託費、管理費、建設費の算定見積りをやって、概算見積りをやって、あと事業目的を決定して、変更計画をつけて9月30日までの変更申請を提出します。その後で、令和3年度予算も令和4年度予算もまとめて令和4年2月に受けられれば、事業ができると、可能というふうに防衛省のヒアリングで言っています。  しかしですよ、防衛省予算、これはし尿処理という目的でしか使えないという話をしていました。前処理施設には記載がないんです。その質問に対してですね、担当職員は防衛省周辺整備の法律によると、し尿処理施設は民生安定施設の助成(第8条)、下水道は障害防止工事の助成という欄で法律に記載されていると。なので、障害防止工事の助成ということでできると話していました。これ、調査特別委員会の委員長がちゃんと調べてくれて、法律を見ますとね、障害防止工事の助成というのはですね、第3条、「国は、地方公共団体その他の者が自衛隊等の機甲車両その他重車両のひん繁な使用、射撃、爆撃その他火薬類の使用のひん繁な実施その他政令で定める行為により生ずる障害を防止」、要するに自衛隊に関する障害ですよ、これに該当するんですか、お聞きします。 ◎生活環境部長(友利克君)   防衛省の補助に該当するかについてでございますけども、これまで特別委員会、また文教社会委員会などでもですね、まだ見直し案の計画を練っている最中だというようなことを申し上げてきました。そういう見直し案をですね、検討する中で、現在の状況としましては、最終の段階にあると、来ているというふうに言ってよいかというふうに思っております。  今後ですね、庁内決定を経て、議会終了後、今月中にはですね、沖縄防衛局に出向き、今後の予算活用、スケジュールなどについて協議をしたいというふうに考えております。沖縄防衛局との協議の中で、この見直し案がですね、防衛省の補助目的に沿うものであるということをですね、確認をしたいというふうに思っております。 ◆狩俣政作君   では、現在、今日までのですね、4月5日以降から見直し検討されて、今日までこの交付申請に当たっての進捗状況を教えてください。 ◎生活環境部長(友利克君)   ちょっと私先回りをして答弁してしまいましたですかね。現在の進捗状況については、先ほども申し上げましたとおり、計画見直し案の最終段階にあるというふうな認識でございます。その見直しの計画案をもってですね、今月中には沖縄防衛局のほうに出向いて見直し案の説明と今後の予算活用、スケジュールなどについてですね、協議をしたいというふうに考えています。 ◆狩俣政作君   じゃ、この防衛省予算がつかなかった場合、このことに対して生活環境部長は、そうなると白紙に戻りますねと答弁しています。白紙、ゼロベースになります。そうなった場合は、どのように対応しますか。 ◎市長(座喜味一幸君)   これまでの事業の進め方についてもちょっと触れておきたいんですけれども、一応令和3年度の予算、3億円、概略ですみませんが、次年度の予算11億円総枠として内示をしていただいております。それは、去年度において伊良部のし尿処理の全体計画の承認で、し尿処理事業をやらせてくださいという大きな総枠での2年間の分の事業が確定しているわけですね。内示をいただいたわけです。  今後の作業についてはですね、2通りあります。1つは、今いただいている3億円の予算について、どのような使い方をしますんで、よろしくという、これは基本設計、実施設計から防衛予算の事業の対象になりますので、1つは今年度の分について詳細な実施計画をヒアリングして、その妥当性をいただいて、この基本設計と実施設計に入っていくというのが1つ。  もう一つは、来年度の大きな残り11億円の件については、来年度の予算の編成の中に宮古島市のし尿処理施設の11億円の事業、工事を含めた事業の妥当性ということで、総枠として計上しなければならない防衛省の原案の織り込みの中に方針を決めておかなければならないというようなことで、この計画の実効性の工程も示さなければならない。その前段であります。  今やっているのがですね、いろいろと検討をしまして、見直し計画という、し尿処理事業の見直し事業ということで、るる経緯を調べてみて、調査委員会でも検討していただいていると思いますが、基本的に伊良部ありきで進んでいた事業計画を私ども維持管理も含めた住民負担という視点でもう一度検討を見直しているというのが今の現状であります。  そして、今ようやく当時のこの荷川取での投入施設、これが2通りあったんだけれども、この案について少し検討が不十分であったんではないか。遡って少し調べさせていただきますと、平成31年3月18日に下水道投入施設に関しての協議がなされております。それは、市長、副市長、両部課長の皆さん集まって方針を示しておりますが、その方針は基本的に下水道投入施設ということに関する方針を決めております。それは、下水道施設に投入をする方針がこれには書いてあります。そして、下水道の整備の在り方として、受ける前提としては水質の問題をしっかりと整理していきましょうということ、それが脱水機を整備して汚水のみを入れるという確認がされております。そういう新たな受入れをしていく上では、下水道施設の計画変更により、大きくしていけば十分に可能であるというような荷川取案の取決めがなされております。  それを経緯等も整理してみますと、今の伊良部案に進んできた整理をして、今我々は荷川取が現実的ではないかという見直しをして、いろいろな、今の増強した案でいいのか、それから今言っている70キロという将来の計画量を含めたときに、これでいいのかという課題も本当は検討したかった。だけれども、今決まっている基本計画で進んでいる70キロということを前提にしたときに、増強案でいけそうだというのが1つの案です。  もう一つは、もう少し基本設計をしていく中で、新規に下水道投入施設を追加しないでいかなければならないというようなことが、それは技術論としては残っております。ですから、基本的には今防衛予算の云々というようなお話ありますが、今の事業計画の見直しの中で、基本的にはイニシャルコストの減と維持管理を含めた投資の効率化ということで、しっかりと防衛省には話が進みますんで、議会が終了後、基本的にはその基本となる我々の基本計画を示しながら、予算の詳細な執行というものを説明していくという筋書きになります。 ◆狩俣政作君   市長、伊良部佐和田ありきではないですよ、前提として。この計画に4年間もかかって、8,000万円もかかっているんですよ。これは伊良部ありきでやったわけではないですよ。その辺を誤解していますね、かなり。  私が聞いているのはですね、なぜこども園は伊良部と佐良浜、これは場所が変わっただけでこの予算が使えないと言っているんです。再三言っていますよ、皆さん。なのに、この事業、場所は全然違う、事業内容も違う。防衛省予算じゃないんですよ、前処理施設というのは。でも、これが今年の3月の予算が3億円余り、来年度の11億円使えるという保証はあるんですか。これもし防衛省が切ったら、今後の宮古島の影響大ですよ。その辺は認識していますか。 ◎市長(座喜味一幸君)   伊良部案でつくる案にしても、その最終的な利用というのは現荷川取の投入施設も併用であります。そういうような状況をるる説明して、私どもは予算はしっかりと確保できるもの、そうでなければならないというような説明をしてまいりたいというふうに思っております。                 (議員の声あり) ○議長(山里雅彦君)   静粛に願います。 ◆狩俣政作君   市長の思いが強ければ取れるんですか、予算が。頑張ったらできるんですか。これ、本当に市民のことを考えたら、早急に造るべきですよ。これ本当に誰が責任取るんですかね。  次に行きます。③、貯留槽の適切な使用法です。これもね、再三答弁がころころ変わる。特別委員会でですね、最近になって投入施設には160トンの貯留槽が2基あることが分かりました。この文言のおかげで、新聞紙面で発見と触れましたね。これ、職員が分かっただけで、管理者は前から知っていますよ。現在は、ためて貯留槽を交互に、交代で運転して、1日平均40キロリットルをOD槽に流していますが、この使っていない槽、2槽目をためておくことができますと言っています。だったら、すぐためて活用すれば制限をかけられないのに、いまだに制限もかかっている。  これを見に行きました、現場に。特別委員会で。管理者のほうにね、私聞きましたよ。この2槽の貯留槽、1つは通常運転をして、もう一つはためることできますかと。できませんと言っていましたよ。そういう目的ではないと。これ書いてありますよ、マニュアルにも、そういうふうに全部。なぜそういうふうに職員は思ったんですかね。  また答弁が変わっていって、文教社会委員会の中では、シミュレーションを行ったと。行って、結局1槽でも活用できると答弁していました。2槽あるうち1槽でもできると。通常運転でも可能だと、制限かけなくてもという話はしていました。であれば、すぐにでも解除できますかと言ったら、できますと話していましたね。なのに、次の日、朝10時半に制限ですよ。これなぜですかと、また調査特別委員会で話をしたら、掃除が必要だと、槽の掃除が。この業者の都合でね、掃除ができないから、10月からやりますと。もう業者が人手が足りないという話をしていましたけども、マニュアルにはですね、書いてあるんですよ。常に清掃して、水を張って置いておくって。これどういうことですかね。これ今だから、夏場だから、制限がかかっている。これ来月ね、解除してもね、制限されませんよ。量減るんで。それが出ていますよね、シミュレーションに、ずっと。一番混むのは夏場だけですよ。  こういうふうに話が変わるんですけど、じゃ適切な貯留槽の運用をお聞きします。 ◎生活環境部長(友利克君)   まず、貯留槽の存在についてですけども、確かに調査特別委員会の中ですかね、貯留槽があるのが分かったというような説明もありました。ただ一方で、よく調べますとね、これまで基本計画などの審議会が開かれておりますけども、その中ではちゃんと2つあると、貯留槽2つあるというようなことも審議の中で出てきておりますので、担当が分からなかったということかもしれませんけども、実際には前々からその存在は分かっている、あるということはもう分かっていたということになろうかというふうに思っております。  貯留槽のですね、適切なといいますか、有効、効果的な活用については、せんだっても答弁したかと思いますけども、貯留槽を有効活用、効果的に活用したし尿の受入れについては、準備が整い次第、来月から始めていただきたいというふうに考えております。内容としましては、現在50キロの受入れを55キロに受入れ量を増やす。処理量が現在40キロですけども、これを45キロに増やそうと。それによって、1日当たり10キロほどのし尿の処理残というものが発生します。これを貯留槽にためる、これを貯留槽の有効活用と、効果的な活用というふうに説明をしているわけでございます。1週当たり、当然60キロほどの量のし尿がたまっていくわけですけども、それについてはまた日曜日に活用してですね、貯留量を減らしていくというような考え方でもって、今後適切な使用というものを進めていきたいというふうに考えています。 ◆狩俣政作君   じゃ、あしたからもフル活用して制限かけずにできるんですね。 ◎生活環境部長(友利克君)   なるべく早くというふうには思っておりますけども、担当のほうからは業者との調整の中では、来月というふうなことを聞いています。そういう調整をしているというふうに聞いております。 ◆狩俣政作君   生活環境部長、違うんですよ。2槽あってですね、1つは通常運転をしていて、1つは空いている。この理由はですね、リスク回避ですよ。詰まることもよくあるので、ここを空けて、何かあった場合に使用するということなんです。それをためるということはできないという話をしましたね。でも、それを使わなくても、今運転している貯留槽でも活用できると言っているんで、今現在運転しているじゃないですか。貯留槽1槽。別に業者が来て、掃除するのはこの空いているところでしょう。そうでなければ、ここで今の貯留槽をフル活用すれば、あしたからでも制限を解除できますよねという話をしているんです。 ◎生活環境部長(友利克君)   理屈的には、議員のご指摘もそのとおりだというふうに思いますけども、担当のほうからは準備が整い次第来月というふうな説明を私は受けているところです。 ◎市長(座喜味一幸君)   今の貯留槽の話なんですが、少し私もし尿処理施設の技術仕様等を見ておりました。ちょっと勉強させてもらいましたけれども、実際の管理運転の合理的な使い方ということと、基本的な計画論と設計論を今ちょっと混同しているのかなというような部分がありましてね、当面のこの処理の運用の仕方は、結局50キロの投入の部分、私が現場に行ったときは44キロだったんですけれども、そういうときに集中をする時間がある。それと、年間に見るとこの合併浄化槽等の点検の1週間前あたりから集中的に量が増えるというような、そういう予期せぬ事態だとか、あるいは機械にトラブル等があったときに、それなりの調整容量として置いておくと。もちろん容量が160キロリットルが2つありますから、実際の運用としてはそういうものをうまく運転して活用するということは、一つの操作技術論としては成り立ちます。しかし、これからのし尿処理施設というものをどうするかという意味においては、やはりこれまで議論をしてきた基本計画で言う70キロリットルの処理ができるや否やというようなことが設計のポイントにならなければならない。今の議論というのは、結局今の現状の荷川取施設の脱水装置等をバイパス等でつないでおいて処理するという機能アップという議論が1つ。  もう一つは、いやいや、それ複雑過ぎてある程度新規に不足分を造ったほうが将来にとってもいいぞという案が絞られてきているというふうに私は理解をしております。ですから、その辺をですね、今現状の投入施設を機能アップして、その70キロに対応できるというような、その増強計画を、これをベースに今議論を進めているということでご理解いただきたいと思います。 ◆狩俣政作君   じゃ、今のままフル活用すればですね、現時点でも市はこの施設は全く問題ない、業者にも市民にも生活にも影響は出ないと話しておりました。だったら、目的外使用を解除するこの処理の共同化の申請さえすればいいんじゃないですか。そのほうが伊良部は造らない、荷川取には造れないとなって、市民は全然楽じゃないですか。これ誰が最終的に出すんですか、結論は。それいつ出すんですか。結局9月30日の防衛省予算がつくかつかないかで判断するんですか。それは大変なことですよ。つきました、よかったですねとある。つかなかったらどうするんですか、本当にこれ。いいです。多分これ答弁しても長いんで、先に行きます。違う質問にします。これはもう終わります。  1の新型コロナ対策についてですけども、この⑥の5度目の緊急事態宣言延長により疲弊している、この質問をしますけども、これ今ワクチンクーポンなるものが今追加議案で出ました。これは、電子決済と紙媒体で行う、ワクチン接種した方に対して1万円で1,000円区切りでやっていくという話をしていました。とてもいいことだと思いますけども、ただ使い勝手が悪いのかなと私は思っておりますので、私的には500円にして、できれば紙だけにしていただいて、使える方は電子でもいいですけど、5,000円を全市民にやる。このワクチンを受けたとなると差別化が生まれるので、そうじゃないように、全市民に一律5,000円で、500円で、どこでも使える。タクシーでも、普通のおばあちゃんのお店でも使えるし。じゃないと、これQRコードとか、いろんな端末整備にかなり時間もかかるし、大体嫌がりますよね、高齢者の方とかはね。それに対しての見解をお願いします。  もう一つ、これ今の案では、買物した金額の半額、2,000円買ったら1,000円、だいたい、そば食べたら500円ですよ。使いませんよね。これちょっと意味がないので、もう500円で使えば金券みたいにお釣りも出てくるというほうがいいと思います。企画政策部長の見解をお願いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   追加議案で提案をいたしました感染対策を踏まえた消費促進による経済振興事業についてでございます。今回こういう事業設計にいたしましたのは、感染対策を行いながら経済振興を図っていこうと、経済対策を図ろうということで、できるだけ接触を減らすということで、こういう電子クーポンの活用というものを発案して、事業設計に加えております。  電子クーポンの制度といますのは、これは市のホームページ、市のLINE、そういうところでリンクを貼りまして、この電子クーポンのシステムを活用するサイトやアプリ、そこに入りまして、そこで申し込んで、ID、パスワードを取得して申込みを行うことによって、電子クーポン1万円分がそれぞれの携帯のほうに入るという仕組みでございます。  ですから、役所に来て一々申し込まなくてもいい、そういうアプリの中で必要な事項を、個人情報を登録することで、ID、それからパスワードを入手できて、クーポン券も入手できると。商店のほうに行きますと、商店のほうで専用のQRコードを会計の隅っこに置いておけばですね、そのQRコードを携帯で読み取ることによって、店舗の確認ができますので、この店舗で電子クーポンを使うという形になります。ですから、申込みも一々役所に来なくて、それぞれホームページ、そこから専用アプリに飛んでできますので、一斉にそういう操作ができる方は自由に申し込めるということで、スピード化も図れると。逆にですね、そういうことで今回電子クーポンの活用を考えました。  ただ、議員もご指摘のとおり、そういうことが活用できない方もいらっしゃいますので、やはり紙ベースでのクーポンも必要であろうということで、今回2種類のクーポン券をということでございます。  何よりもやはりコロナの感染対策を図りながらということですので、スピード感、それから多くの方が役所に集中しない方法、そういうものを考えるときに、やはりこういう電子クーポンの制度が有効ではないかということで、今回提案をさせていただいているところでございます。  それから、議員の提案のありましたクーポン券の単位、1,000円を500円にする、こういうものについては十分に検討していく必要があるというふうに思っております。感染対策を取りながら実施していくということで、電子クーポンは導入してあるということをぜひご理解いただきたいというふうに思っております。 ◆狩俣政作君   とてもいいと思います。だから、企画政策部長、この2,000円買物をして1,000円しか使えないのではなくて、しっかりと金券扱いみたいにしてお釣りが出るようにしないと、変な話、お店に行って700円なのに1,000円分クーポン使ってお釣りがなかったら、お店は請求するのに1,000円、変な話になりますよね。整合性が取れないので、その辺もしっかり検証していただいて、電子クーポンと紙クーポンの両方の利用をよろしくお願いします。  次に行きます。様々な同僚議員がこの宿泊施設とか、自宅療養の話をしていますけども、宮古島市がね、出している毎日の陽性患者の中に入院調整中という欄があります。これ、一番多いときで136人、8月20日、136人の方が入院調整をされている。これはどういう状況なのかお答えください。 ◎生活環境部長(友利克君)   入院調整中、正直言いまして私も非常に分かりにくいです。正直なところ。改めて、質問を受けまして答弁をつくらせていただいているんですけども、自宅療養者は既に自宅療養が決定をしている方で、入院調整中の方は感染が判明した後の病院受診待ちの方や、保健所の積極的疫学調査が実施できず、療養先が決定していない方ということになっておりまして、なかなか分かりにくいではあります。  ちなみに、昨日時点での自宅療養者は14名ということになっております。 ◆狩俣政作君   もしかして、これが把握できていないから感染が拡大しているんじゃないですかと思いますけども。毎日出る陽性患者の数があって、その中で出てくる数ですよね。これを把握できていないとなると、大変な問題になると思いますよ。 ◎生活環境部長(友利克君)   数の把握はできているというふうに思っております。 ◆狩俣政作君   市長、これ県に対しても、本当にちゃんとやってくれないと大変な問題になると思いますけど、市長の答弁を、残り時間で。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後4時50分)  再開します。                                     (再開=午後4時52分) ◎生活環境部長(友利克君)   今担当課長の説明を聞いたんですけど、なかなかまだ分かりにくいんですが、陽性判定はもう出ていると、分かっていると。ただ、病院での受診がまだできていない方なので、それについては結局入院であるとか、自宅療養であるとか、宿泊療養であるとかという判定ができないということのようでございます。申し訳ございません。 ○議長(山里雅彦君)   時間です。後で担当課と調整してください。 ◆狩俣政作君   はい。質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(山里雅彦君)   これで狩俣政作君の質問は終了しました。  お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(山里雅彦君)   ご異議なしと認めます。  よって、本日の会議はこれにて延会します。                                     (延会=午後4時53分)...